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カート・コバーンはニルヴァーナの伝説的なレディング・フェスティバルのステージで着用していた病院のガウンがオークションに出品され、4万ドル以上の値段での落札が見込まれている。

カート・コバーンはヘッドライナーとして出演した1992年のレディング・フェスティバルのステージに車椅子に乗って登場したことで知られており、当時のニルヴァーナのステージは現在までレディング・フェスティバル史上、最も伝説的なパフォーマンスの一つとして記憶されている。

カート・コバーンは自身に向けられた体調不良や薬物乱用の噂を揶揄するように車椅子に乗ってステージに登場して、その後よく知られた“Breed”の激しいパフォーマンスを披露している。1992年のレディング・フェスティバルのステージは、1994年にカート・コバーンを自殺によって失ったニルヴァーナにとってUKでの最後の公演となっている。

今回、アメリカのオークション・サイトである「RRオークション」にカート・コバーンが当時着用した病院のガウンが出品され、4万ドル(約440万円)が開始価格として設定されている。

「アイコニックで博物館に飾られていてもおかしくないこの品は、自身を生きる伝説たらしめていた唯一無二のショウマンシップを維持しながらも、批評家たちや中傷するものたちを鋭く突き刺していた、ニルヴァーナのフロントマンの最も繊細で皮肉的な側面を表している」と「RRオークション」には記載されている。

「RRオークション」のオークション・ページはこちらから。

https://www.rrauction.com/bidtracker_detail.cfm?IN=4738

出品されたガウンは、カート・コバーンが1994年に亡くなった後で彼の妻であるコートニー・ラヴが通夜に列席したファンにプレゼントしたものとなっており、今回25年を経て公に出品されている。

ニルヴァーナの元ドラマーであるデイヴ・グロールは昨年、初めてレディング・フェスティバルのヘッドライナーを務めた時のことについて、「紛れもなく魔法のような瞬間」だったと振り返っている。

「1992年にレディング・フェスティバルに出演するっていう時に、俺たちが出演しないっていう噂が飛び交っていたのを覚えているよ。俺たちがキャンセルをしたっていうね」とデイヴ・グロールは語っている。「俺がバックステージを歩いていると、これから出演しようとしている他のバンドにいる友人たちが俺を見て、『お前ここで何してるんだよ?』って言ってきてね。それで『俺たちはヘッドライナーなんだよ!』って言うと、『お前らマジで出るのかよ?』ってなるんだ」

「ライヴは本当に心強いものでね。あるべき時にすべてが結集するような、紛れもなく魔法のような瞬間だったんだ」とデイヴ・グロールは続けている。

「確か前日に一度練習してはいたんだけど、うまくやれるかは確信できずにいたんだ。ニルヴァーナにいた時はそういうことが何度もあってね。『参ったな。めちゃくちゃになりそうだよ』って思っていたような時も、最終的にはとても美しいものになっていたりしたんだ」

「そういうわけで、最終的には素晴らしいものになったんだ。そうは言っても、あれがイングランドでプレイした最後のライヴになってしまったことは悲しいよ。もっといいものが見せられたはずだからね。俺たちはイングランドで十分にプレイできなかったと思うんだ。思い出というのはどういうわけか輝かしく見えてしまうけど、憂鬱な気分になるよね。俺たちはもう戻れないわけだからさ」

一方、ニルヴァーナはシアトルのパラマウント・シアターで行ったライヴを収めた『ライヴ・アット・パラマウント』がアナログ盤でリリースされることが明らかになっている。

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