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メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは1989年に初めてグラミー賞の受賞を逃した時のことを振り返っている。

メタリカは1989年のグラミー賞で、その年に新設されたばかりの「最優秀ハードロック/メタル・パフォーマンス賞」にノミネートされていたものの、フルートを使った演奏で知られるジェスロ・タルが同賞を受賞している。

ラーズ・ウルリッヒは1989年の授賞式から30年後の現地時間2月22日にインスタグラムを更新して、その中で当時を振り返っている。

「30年前の今日、1989年の2月22日にグラミー賞で初めてパフォーマンスしたんだ。常識が変わるような出来事だったよ」とラーズ・ウルリッヒは綴っている。

「この時に初めて、メインストリームのテレビの視聴者の前に登場したんだ。俺たちのやっていることが、初めてアメリカのメインストリームの前に出たんだよ。グラミー賞に初めてハードロック/メタルの部門が登場した年でね。そして、俺たちは初めてグラミー賞で破れたんだ。多くの人々の予想に反して、ジェスロ・タルが受賞したんだからね」

「だからといって、何もすべてにおいて敗れたわけではないんだ。オーディエンスにいた(イギー・ポップ以外の)ほとんどの人たちが嫌悪感を示してくれたことは、これからもずっと忘れないよ。当時の俺は、マレットに近いエッジの効いた危険でクレイジーな髪型をしていたんだ。マジで最高の時代だったね!」

1989年にジェスロ・タルが最優秀ハードロック/ヘヴィ・メタル・レコーディング賞を受賞した翌年、グラミー賞を主催するNARASは同賞の代わりに「最優秀ハードロック・パフォーマンス賞」と「最優秀メタル・パフォーマンス賞」の2つの賞を新設している。メタリカは1990年に“One”で新設された最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞したことを皮切りに、現在までにグラミー賞を8度受賞している。

ラーズ・ウルリッヒはその後、1992年にメタリカが『メタリカ(ブラック・アルバム)』で最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞した際、ジェスロ・タルがその年にアルバムをリリースしなかったことへの感謝を述べている。

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