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マイケル・ジャクソンとジョージ・ハリスンが共演したラジオ番組の音源が発見され、復元されて今週末に放送されることが明らかになっている。

マイケル・ジャクソンとジョージ・ハリスンは1979年にBBCラジオ1の番組で共演して、当時リリースされたフォリナーや ニコレット・ラーソン、ブルース・ブラザーズの新作や、自分たちの楽曲の裏話などについて語っている。

当時の音源はBBCによって一部を除いて廃棄されてしまっていたものの、今回、当時の番組が収録された新たな音源が発見され、『ホエン・ジョージ・メット・マイケル』という番組として復元されて今週末に放送されることが明らかになっている。

『ホエン・ジョージ・メット・マイケル』の中で、マイケル・ジャクソンはモータウンから自身の楽曲を書くことを許されていなかったことを明かしているほか、ジョージ・ハリスンはザ・ビートルズ時代にジョン・レノンポール・マッカートニーのソングライティングの陰に隠れてしまっていたことについて語っているという。

当時、番組の司会を務めたデヴィッド・“キッド”・ジェンセンは2人について、「話していてとても素敵な人たちだった」と語っている。「番組が放送されるよりも前に、その場の雰囲気だけで自分たちがいい番組を作ったことを確信していました」と彼はBBCに語っている。「自分たちで同業者を評価するという、(音楽番組の)『ジューク・ボックス・ジュリー』のようなものです。ザ・ビートルズとマイケル・ジャクソンについて言えば、正確には同業者ではありませんでしたが、同じようなビジネスをやっていることには違いありませんからね」

番組の音源はこれまで低いクオリティのブートレグ版しか出回っていなかったものの、BBCラジオ・ソレントのプロデューサーがコレクターの集まるサークルを探し回り、番組の全編が収録されたテープを見つけることができたのだという。『ホエン・ジョージ・メット・マイケル』は、オリジナル版が放送されてから40周年を迎える現地時間2月9日に放送される。

一方、ザ・ビートルズはピーター・ジャクソン監督と共にバンドの最終期を捉えた新作映画が制作されることが発表されている。

アップル・コア社とウィングナット・フィルムズ社によって制作される本作は1969年1月2日から1月31日に撮影された最後のスタジオ・アルバム『レット・イット・ビー』のレコーディング風景から55時間に及ぶ未公開映像を基にしたものとなっている。その模様は1969年1月30日、ちょうど50年前にロンドンのアップル・コアの屋上で行われたルーフトップ・コンサートでクライマックスを迎えている。

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