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アークティック・モンキーズのドラマーであるマット・ヘルダースとミルバーンのフロントマンであるジョー・カーナルは、新たなサイド・プロジェクトであるグッド・コップ・バッド・コップによる最初の新曲となる“Silk and Leather”の音源が公開されている。

“Silk and Leather”はジョー・カーナルがソングライティングを手がけ、マット・ヘルダースがプロデュースを担当している。両者のコラボレーションは、ジョー・カーナルが初期のデモ音源をロサンゼルスにあるマット・ヘルダースの自宅に送ったことがきっかけで実現している。

ジョー・カーナルから送られてきた音源を聴いたマット・ヘルダースは、アルバムへの参加を決め、アルバムはロサンゼルスにあるマット・ヘルダースの自宅スタジオで制作されている。

今回公開された新曲は、ジョー・カーナルとマット・ヘルダースが新たな方向へ舵を切ったことが示唆されている楽曲となっている。ギターが前面に出たサウンドで知られていた両者だが、新曲はシンセサイザーを使った実験的な楽曲になっており、80年代中盤のダンスフロアでかかっていてもおかしくはないサウンドになっている。

“Silk and Leather”の音源はこちらから。

マット・ヘルダースは自身のソロ作品に取り組んでいることも明かしており、現在取り組んでいる音楽について「ジョン・カーペンターみたい」だと語っている。

マット・ヘルダースはシアトルのラジオ局「KEXP」に次のように語っている。「今は自宅に小さなスタジオを構えててね。そこでやってるんだ。ある程度の時間をかけてね」と彼は語っている。「古いドラム・マシーンとシンセサイザーでやってて、エレクトロニックというか、サウンドトラック風というか、ジョン・カーペンターみたいな感じなんだ」

彼は次のように続けている。「今のところ、なにかしらの目標があるわけじゃないんだ。ちょっとそうしたツールを試してみているところでさ。映画のスコアなのか、アルバムなのかは分からないけどね。趣味として楽しんでいるだけで、そこから何かにつながるなら、そのほうがいいという感じだね。ほら、何かやりたいことか、興味を持っているものとかにね」

アークティック・モンキーズとしての活動以外ではマット・ヘルダースはイギー・ポップの『ポスト・ポップ・ディプレッション』に参加しているほか、写真にも積極的に手を出している。

マット・ヘルダースは昨年、地元のシェフィールドにカフェをオープンさせる計画があることも明かしている。

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