フェニックスは現地時間1月10日にR・ケリーとの過去の仕事を謝罪するツイートを投稿して、レディー・ガガによる声明に続いている。
フェニックスとR・ケリーは2013年にコーチェラ・フェスティバルのステージで共演して、R・ケリーの“Ignition (Remix)”とフェニックスの“1901”のマッシュアップを披露している。また、R・ケリーは同年、フェニックスの“Trying To Be Cool”のリミックスにも参加している。
今回、フェニックスは次のように述べている。「R・ケリーに関連した一連の虐待の話に深い恐怖を感じています」
「私たちは過去に彼と仕事をした際に、お互いに十分な情報を交わすことなく、理解しなかったことを後悔しています。私たちは性的虐待の被害に遭われた方々を全面的に支援しますし、正義への道が拓けることが私たちの願いです」
We are deeply horrified by the stories of abuse surrounding R. Kelly.
We regret that we were not both more informed and more discerning when we worked with him previously. We fully support all victims of sexual abuse, and it's our hope that there will be a path to justice.— Phoenix (@wearephoenix) January 10, 2019
フェニックスの声明は直前にレディー・ガガが発表した声明に続くものになっている。
レディー・ガガは2013年にアルバム『アートポップ』に収録されたシングル“Do What U Want”でR・ケリーとコラボレーションしている。レディー・ガガは発表した声明の中で同曲をストリーミング・サービスから取り下げるつもりだとも述べていた。
I stand by anyone who has ever been the victim of sexual assault: pic.twitter.com/67sz4WpV3i
— Lady Gaga (@ladygaga) January 10, 2019
レディー・ガガはツイッターに発表した声明で次のように述べている。「私は1000%彼女たちの味方です。彼女たちを信じていますし、彼女たちが苦しみや痛みを感じていることを知っています。彼女たちの声が届けられ、深刻に捉えられるべきだと強く思っています」
R・ケリーについては現地時間1月9日に「#MuteRKelly(R・ケリーを黙らせろ)」と書いたプラカードを持った集団が、シカゴにあるR・ケリーのスタジオを取り囲んで抗議活動を行っている。
また、チャンス・ザ・ラッパーは2015年にR・ケリーと仕事をしたことについて「間違いだった」と謝罪している。
現在52歳のR・ケリーは全6エピソードで女性たちが彼から受けた虐待を告発するというドキュメンタリー・シリーズ「サヴァイヴィング・R・ケリー」が放送され、放送を受けて警察が捜査を始めたことが報じられている。
R・ケリーは自身に向けられた性的虐待疑惑を否定しており、「サヴァイヴィング・R・ケリー」に出演した女性たちの半分は面識がないと主張している。また、シカゴの検事であるキム・フォックスは、R・ケリーに向けられている疑惑に「ウンザリしている」として、些細な情報でも提供してくれるようツイッターで呼びかけている。
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