フガジのメンバーであるイアン・マッケイとジョー・ラリーによる新バンドは初ライヴを行ったことが明らかになっている。
イアン・マッケイの妻で、彼も所属するジ・イーヴンスのエイミー・ファリーナも参加している、まだ名前のないこのバンドは、現地時間11月11日にワシントンD.C.で開催されたフード・バンクのチャリティ・コンサートでライヴ・デビューを果たしている。この日のライヴの映像や音声は一切世間に出回っていないものの、この日の公演は新作のリリースを予見させるものだったという。
フォトグラファーのマイク・マグワイアは自身のインスタグラムに、「地元の新しいディスコード・レコードのバンド」というキャプションと共にバンドの写真を投稿している。
また、ディスコード・レコードのインスタグラムにもバンドの写真が3枚投稿されている。マイク・マグワイアは「コンシークエンス・オブ・サウンド」によるインタヴューの中で、「演奏された楽曲はすべてオリジナルの新曲」だったことを明かしており、新バンドの楽曲がいずれディスコード・レコードからリリースされる可能性が示唆されている。
セイント・ステファノ・アンド・ジ・インカーネイション・チャーチで行われたこのライヴを訪れた観客の一人は、この新バンドをフガジとジ・イーヴンスのハイブリッドだと評している。「彼らが所属しているバンドの、みんなが好きな部分がクールに融合されたバンドだと思った」と観客の一人はインスタグラムに綴っている。「ジ・イーヴンスのような複雑さを持ち合わせている上に、ジョーがイカした奇妙なサウンドを入れ込むことで、よく知られた白のSGギターによる鋭角なサウンドを取り入れることもできている」。また、あるファンは彼らのステージを「痛烈なパンクのショウ」と評しているほか、別のファンは彼らのサウンドについて、「かなりベース中心」だったと綴っている。
バンド名がまだ決まっていないことについてイアン・マッケイは「あらゆるバンドの名前は既に使われているし、彼らにはもれなく弁護士がついているからね」とこの日の公演で語ったとされている。イアン・マッケイはまた、この日がライヴ・デビューとなったイアン・マッケイ、ジョー・ラリー、エイミー・ファリーナからなる新バンドについて、「3年前から地下で一緒にプレイ」していたことを明かしたという。
観客らによって投稿されたこの日の写真はこちらから。
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