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エド・シーランは“We Are”が親しい友人の死について書かれた曲であったことが明らかになっている。

“We Are”はエド・シーランのスタジオ・アルバムには収録されていない楽曲で、初期の頃にリリースしたセルフタイトルのライヴEPに収録されている。

新たに出版されるエド・シーランについての自伝の中で、“We Are”は2006年にケルンでのスキー教室中に亡くなった、友人のスチュワート・ダインズについて書かれた曲であったことが明らかになっている。本書によれば、“We Are”は彼の葬儀で演奏された楽曲だという。

著者のショーン・スミスは本書の中で次のように述べている。「エドは、生活の中で毎日会っていた人物の死を受け入れなければいけませんでした。彼は自分の感情を曲にすることを決めたのです。曲を書いたことで、エドは『ようやく受け入れられる気持ちになれた』のだと言います」

スチュワート・ダインズの父親の言葉として、本書には次のように引用されている。「他のたくさんの子供たちと同じように、エドはとても動揺していました」

エド・シーランは後に“We Are”について「レコード契約を結ぶきっかけになった曲」だと振り返っている。エド・シーランは2010年に、アトランティックの重役が観客として訪れていたサウス・ロンドンのパブ「ザ・ベッドフォード」で“We Are”を演奏している。

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