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デヴィッド・ボウイの妻であるイマン・アブドゥルマジドは2016年1月10日に亡くなったデヴィッド・ボウイの喪失について語っている。

デヴィッド・ボウイは遺作となった『★(ブラックスター)』がリリースされた2日後に亡くなっている。イマン・アブドゥルマジドとデヴィッド・ボウイは1992年に結婚しており、2016年に亡くなるまで結婚生活は続いていた。「ポーター」の新たなインタヴューに答えたイマン・アブドゥルマジドはもう再婚はしないことを明かしている。

「通りでみんなが私の写真を撮って、(腕を触りながら)こう言うのよ。『亡くなってお気の毒に』ってね。私としては触ってほしくないし、写真をさっき撮ったわけだから、何がお気の毒なの?っていうね」

「ファンからもお悔やみをもらうけど、それは別のものよ。ファンは尊敬する人を失ったのよ。そして、私たちは夫であり父である人を亡くしたのよ」

「時々、私がどれだけ悲しんでいるか、みんなに知ってほしくないと思ってしまうの」と彼女は続けている。「みんなは『私が強い』と言うけど、私は強くないわ。私は我慢しようとしているだけなの」

別の交際の可能性について訊かれると、イマン・アブドゥルマジドは次のように答えている。「再婚はしないわ。先日も誰かに夫のことについて話した時に、その人は言ったのね。『亡くなった旦那さんのことでしょ?』って。私は違うと言ったわ。彼はこれからも私の夫であり続けるのよ」

「すごく淋しさは感じている。でも、交際したくないかって? 絶対とは言わないけど、でも今は違うと思っている」として彼女はデヴィッド・ボウイとの娘であるレクシー・ジョーンズが、デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズの住むロサンゼルスに引っ越したいと考えていることを明かしている。

「でも、彼女が最も恐れていることの一つは私と離れることなの」とイマン・アブドゥルマジドは語っている。「私は彼女にこう言っているの。私のことは気にしなくていいわ。そうじゃないからねってね」

先日、デヴィッド・ボウイについては銅像がこの半年間で2度目となる落書きの被害に遭っており、その容疑で29歳の男が逮捕されている。

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