GETTY

Photo: GETTY

ポッドキャスト「ホワット・リアリー・ハプンド?」の最新回で「27クラブ」という名で知られる多くのミュージシャンが27歳で亡くなっている現象について検証していることが明らかになっている。

ドキュメンタリー作家のアンドリュー・ジェンクスが司会を務める「ホワット・リアリー・ハプンド?」は、「今までに明かされていないエピソードや新たに発見された物語とともに、過去の歴史的な出来事を検証して解き明かす」番組となっている。

米『ローリング・ストーン』誌で公開されているトレイラー映像の中で、アンドリュー・ジェンクスは次のように語っている。「(『27クラブ』という言葉は)単にメディアによって作り上げられた言葉でしかないと考えている方々もいらっしゃるでしょう。当初は私もそう思っていました。しかしながら、過去100年間という広大な範囲を検証してみると、不可解なまでに多くのミュージシャンやアーティストが27歳で亡くなっていることが明らかになったのです」

「医師や統計学者らの話を聞いてみると、記憶に残りやすい『27クラブ』というシンプルな言葉とは裏腹に、実際にはもっと複雑であったことが明らかになりました。名声やドラッグ、アルコール、お金、アーティスト特有の思想など、あらゆる要素が思い浮かびますが、実際には何が起きていたのでしょうか?」

ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックス、カート・コバーン、エイミー・ワインハウス、ザ・ドアーズのジム・モリソン、ザ・ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズらが「27クラブ」のメンバーとして挙げられている。

「ホワット・リアリー・ハプンド?」では過去にも音楽業界のことが取り上げられており、アンドリュー・ジェンクスは昨年、大々的に報じられることとなった2007年のブリトニー・スピアーズの「精神崩壊」について取り上げている。

「ホワット・リアリー・ハプンド?」ではこれまでに、ダイアナ王妃の死や、ビーナス・ウィリアムズが棄権して妹のセリーナ・ウィリアムズが勝利することとなった2001年に開催されたテニスのBNPパリバ・オープン準決勝の試合、1981年にモハメド・アリが自殺志願者を説得して自殺を思い留まらせた一件、2012年に公開されたディズニー映画『ジョン・カーター』が興行的に失敗した理由などがテーマとして扱われている。

「27クラブ」がテーマーとなっている「ホワット・リアリー・ハプンド?」の最新エピソードは、現地時間10月24日に公開される。

「ホワット・リアリー・ハプンド?」のポッドキャストはこちらから。

https://www.stitcher.com/podcast/what-really-happened/e/56869569

一方、エイミー・ワインハウスは先日、来年にホログラムを用いたツアーを行うことが発表されてファンの間で物議をかもしている。

2011年7月に27歳で亡くなったエイミー・ワインハウスだが、「ベース・ホログラム」主導のもとで「実際に体験しているかのような」形でライヴが行われることが発表されている。このライヴは、エイミー・ワインハウス財団や彼女の遺産管理団体の公認を受けたものとなっている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ