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カニエ・ウェストは過去に、自身の人種がファッション業界での成功を妨げていると吹聴したが、今度は新しいインタヴューの中で、自分がゲイでないためにファッション業界で差別されていると主張している。

カニエ・ウェストは、10月6日に行われたファッション関係者の動画インタヴュー・メディア「In Camera」での2時間に及ぶライヴ配信のインタヴューで、次のように語っている。

「俺はゲイじゃないせいで、ファッション業界で差別されていると感じる。音楽業界じゃゲイは絶対に差別される。すごい才能がない限り、壁は乗り越えられない。フランク・オーシャンがカミングアウトした時、みんな思ったんだ、あいつのキャリアには良くないって(フランク・オーシャンは2012年にカミングアウトしている)。この話題と関係があるからといって、あいつの話をするのはかなり月並だとは思うけどさ、世の中には新境地を切り開く人たちがいて、あいつはそれをやってのけたんだ。固定観念を打ち破る人たちが歴史を作るんだよ」

また、カニエ・ウェストはケイトリン・ジェンナーのニュースを自分がどう受け止めたかにも触れている。ケイトリン・ジェンナーはカニエ・ウェストの妻、キム・カーダシアンの義父であったが、最近になって男性から女性へ性転換している。

「最初に思ったのは、黒人のラジオ番組のホストが冗談を言うかもしれないなってことだ。黒人の文化は普通、同性愛を嫌うから」とカニエ・ウェストは語った。「それから、『人が何を言おうと関係ない。どう思われようと関係ない』って思った。次の世代のために新境地を切り開く人がたくさんいる、この一族の一員であることを誇りに思ってるよ」

インタヴュー全体の映像はこちらから。

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