カニエ・ウェストは、物議を醸すことになった「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた帽子を被ったことや奴隷制度を「選択」と発言したことについて謝罪している。
カニエ・ウェストは先日、ツイッターにドナルド・トランプ大統領を支持する文章や彼のスローガンである「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた帽子を被った写真を投稿して、ファンや同業者の間で反感を買うことになった。
また、カニエ・ウェストは今年5月の奴隷制度に関する発言でも物議をかもしており、「TMZ」による生放送でのインタヴューの中で次のように語っている。「奴隷制度が400年も続いたっていうのを聞くとさ、400年だぜ? それって選択だったようにも聞こえるよね。俺たちは精神的に投獄されているんだよ」
今回、シカゴのラジオ局「107.5 WGCI」のインタヴューに応じたカニエ・ウェストは次のように語っている。「奴隷制度についての発言を持ち出して、それについてきちんと説明しようとはしてこなかったわけだけどさ」とカニエ・ウェストは語っている。「俺にとっては大袈裟に理論づけて語るべきものでもないしね。事実として会ったことといえば、俺の情報の提示の仕方で人々の感情を傷つけてしまったということだよね」
カニエ・ウェストは続けて、自身の発言について「もっと穏やかなやり方」でできたはずだったが、「興奮してしまった」として当時の発言の仕方を謝罪している。
「奴隷制度についての発言で気持ちを傷つけてしまった人たちに、きちんと謝罪したことがあったかは定かではないんだけどさ」と彼は語っている。「『メイク・アメリカ・グレート・アゲイン』の帽子や、奴隷制度についての発言で立て続けに傷つけてしまったことを謝るよ。その時に失望させてしまった人たちにも謝るよ」
カニエ・ウェストのインタヴューはこちらから。
https://www.facebook.com/1075wgci/videos/523732801420171/
インタヴューの他の部分では、以前にジミー・キンメルから質問された時に黙り込んでしまった、ドナルド大統領は黒人を気にかけていると思うかという質問にも答えている。カニエ・ウェストは先日、アメリカのテレビ番組「ジミー・キンメル・ライヴ」に出演して同様の質問をされた際に黙り込んでしまっていた。
今回、彼は次のように答えている。「彼は黒人が自分のことをどう思っているか気にしていると思うけどね。彼は黒人に気に入ってもらいたいんだよ。ラップの曲やなんかでクールだった時みたいにね」
カニエ・ウェストは現地時間8月28日に、実際の足のサイズよりも小さい(自身のスニーカー・ブランドである)イージーの靴を履いているという指摘に、ツイッターで反論している。カニエ・ウェストは踵の部分を1〜2センチ空けておく日本の下駄の写真を投稿して、「日本式」とキャプションに綴っている。
The Japanese way pic.twitter.com/n1TUsVOJkA
— KANYE WEST (@kanyewest) August 28, 2018
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