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リアム・ギャラガーは、車椅子に乗った観客が彼の“Wonderwall”のパフォーマンスをよく観れるよう、周囲の観客たちが車椅子ごと持ち上げている映像がオンライン上で公開されている。

5年前から車椅子を使用しているというマイケル・レイノルズは、現地時間8月18日にマンチェスターのオールド・トラッフォード・クリケット・グラウンドで行われたリアム・ギャラガーの公演で、パフォーマンスがよく観えるように車椅子ごと持ち上げられている。

マイケル・レイノルズがリアム・ギャラガーの代表曲のパフォーマンスを見れるよう、複数の観客によって車椅子ごと持ち上げられている映像がツイッターに投稿されている。

このアイディアは、マイケル・レイノルズが友人たちとスタンディング・エリアの雰囲気を感じるために身障者専用エリアから離れた時に提案されたものだという。

モトクロス中の事故がきっかけで車椅子生活を余儀なくされているというマイケル・レイノルズは、今回の体験について「信じられないものだった」と語っている。

「当然、身障者のためのエリアも設けられていたのですが、車椅子に乗っていたのは私1人でした」と現在30歳のマイケル・レイノルズは『マンチェスター・イヴニング・ニュース』紙に語っている。「しかしながら、私は観ることができず、ただ聴くことしかできませんでした。友人たちは私を持ち上げようと考えていたのですが、すると突然、20人の方々が手を貸してくれたのです。みんな喜んで手を貸してくれました」

リアム・ギャラガーは現地時間8月21日に、今回の出来事について「聖書のよう」だったとツイートしている。

「マイケル・レイノルズに会場内で最高の景色を観させてくれたコンサート会場の人たちにリスペクトを。聖書のような行いだよ」

リアム・ギャラガーはエミレーツ・オールド・トラッフォードでソールド・アウトとなった公演を行った翌日、ロンドンへと帰る途中で家庭料理を楽しむためにスタフォードシャーにあるクラウン・インというお店を訪れている。

パブの常連によれば、リアム・ギャラガーのセキュリティを担当する人物がここでよく飲んでいるとのことで、彼にこの店を勧めたという。

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