GETTY

Photo: GETTY

ショーン・メンデスは新たなインタヴューの中で不安障害との闘いについて語っており、若くして有名になったことは助けにならなかったと明かしている。

ショーン・メンデスは6秒の動画を投稿できるVineにポップ・ソングのカヴァーを投稿して人気に火がつき、15歳の時にレコード契約とマネージメント契約を結んでいる。

現在20歳のショーン・メンデスはこれまでに3枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、最新作は今年5月にリリースしたセルフタイトル作となっている。最新作に収録されている“In My Blood”でショーン・メンデスは次のように歌っている。「何も感じずにバスルームの床に横たわってる/打ちのめされた気分で、不安なんだ。何かくれないか」

『タイムズ』紙とのインタヴューで、自身の現在の地位が精神面に影響を与えることはあるかと訊かれると、ショーン・メンデスは次のように語っている。「答えるのは難しいな。なぜなら、僕はこれ以外に経験していないわけだからね。僕は15歳から有名になったけど、有名人でいることは何の助けにもならなかったよ」

ショーン・メンデスは続けて、不安障害との闘い方について語っている。「俯瞰するには、時々自分の世界から抜け出す必要があるんだよ。時には士気を保つのが難しくなることもある。人間であるというのは大変なことなんだよ」

ショーン・メンデスは今年5月に行われた『NME』とのインタヴューの中で、男性が自身のメンタルヘルスについて打ち明けることを奨励されつつある現在の風潮について、「まだ始まったばかりに過ぎない」とした上で次のように続けている。「『受け入れるかどうかは自由だけど、これが自分の感じていることなんだ』っていう会話をして、なにかしら始める必要があるんだよ」とショーン・メンデスは語っている。「人生とはそういうものなんだしね」

一方、カナダ出身のショーン・メンデスは来月にUKでノーウィッチとリヴァプールのフェスティバルに出演する予定となっている。その後、来年の4月にはUKでアリーナ・ツアーを行う予定となっている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ