アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーは、それがアークティック・モンキーズの音楽であるかないかにかかわらず、70歳になっても音楽を作り続けていたいと語っている。
アークティック・モンキーズは今年の5月に通算6作目となるスタジオ・アルバム『 トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースしている。同作は全英アルバム・チャートで首位を獲得しているほか、マーキュリー・プライズにもノミネートされている。
40年後も音楽を作り続けているかということについて、ドラマーのマット・ヘルダースは「Beats 1」のマット・ウィルキンソンの番組で次のように語っている。「40年後も俺がこうやってドラムを叩けているのかっていうと、分からないよな」
フロントマンのアレックス・ターナーは次のように語っている。「その時も音楽を作っていると思いたいけどね。それを俺たちが演奏するのかどうかは置いておいてさ」
マット・ヘルダースは次のように続けている。「70歳になってアークティック・モンキーズというバンドにいることを想像するのは、俺にとって一番折り合いのつかないことだよ」
同じ番組の中で、アレックス・ターナーとマット・ヘルダースはお気に入りの5曲を明かしている。
ラウンジの名曲や映画のサウンドトラック、アンビエント、ヨーロピアン・インディ、そしてヨークシャーのソウル・シンガーという5曲のセレクトは、評価を集めることになった最新作『 トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』の制作中のインスピレーションや彼らのよく聴く音楽が窺い知れるものとなっている。
選ばれた5曲は以下の通り。
ザ・ヌード・パーティー “Chevrolet Van”
レオン・ラッセル “Shootout at the Plantation”
ジュニオール “À la plage”
エンニオ・モリコーネ “Una Spiaggia a Mezzogiorno”
ジョー・コッカー “Just Like a Woman”
彼らはまた、2005年にリリースしたシングル“I Bet You Look Good On The Dancefloor”が全英シングル・チャートで1位を獲得したことが分かった時のことについても振り返っている。
「あれは間違いなく現実とは思えない瞬間の一つだと考えているよ」とフロントマンのアレックス・ターナーは同曲のヒットについて語っている。「地元の近くのバーにみんなで行った時に、あの曲が1位を獲得したことが発表されたんだ。パブではラジオを流してくれていて、全員で飛び上がったね。みんなでビリヤード台の上に乗って喜んでいたよ」
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