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アレサ・フランクリンの訃報について遺族は声明を発表している。

アレサ・フランクリンの家族は先日、76歳の彼女が「危篤」の状態にあったことを認めていた。アレサ・フランクリンについてはその後、現在は親しい友人や親族に「見守られている」状態にあり、「ホスピス・ケア(※余命の短い患者に提供される医療)」を受けていると報じられていた。

「アレサ・フランクリンの正式な死因は、彼女の主治医だったカルマノスがん研究所のフィリップ・フィリップス医師によって、神経内分泌腫瘍型の膵臓癌の進行によるものだと発表されました」とアレサ・フランクリンの家族は声明で発表している。

「人生における最もつらい時間の一つのなかで、心の痛みを表現するのにふさわしい言葉を見つけることができずにいます。私たちは、家族における支柱であり、最も偉大な女性を失ったのです。子供たちや孫、姪、甥、いとこたちに注がれた彼女の愛は際限のないものでした」

「近しい友人たちや、応援してくれる人たち、そして世界中のファンの方々から届く溢れるほどの愛や支援の言葉にとても感動しています。みなさんの思いやりやお祈りに感謝しています。みなさんからのアレサへの愛に、彼女の残したものがこれからも生き続けるのだと思うと心が安らぎます。この困難な時に悲しみにくれる私たちのプライヴァシーを尊重していただけますようお願いいたします」

アレサ・フランクリンは50年以上に及ぶそのキャリアの中で18のグラミー賞を受賞し、7500万枚上のセールスを記録し、2009年1月のオバマ大統領を含め、3度の大統領就任式でパフォーマンスを行っている。

彼女の最新作は2017年の『ア・ブランニュー・ミー』となっており、本作のリリースをもって引退することを発表していた。「これだけは言っておかなくてはならないけど、私は今年引退するの。私のキャリアがどこから始まり、今どこにいるかっていうことについて考えると誇らしく思うし、すごく豊かなものだったし、満足してるわ」

アレサ・フランクリンの訃報を受けて、エンタテインメント界や政界など、多くの著名人が追悼の声を寄せている。

各界の著名人による追悼の声はこちらから。

「何年にもわたって私たち全員をインスパイアし続けてくれた、ソウルの女王であるアレサ・フランクリンの美しい人生に感謝する時間をもうけよう。彼女は惜しまれることになるけれど、偉大なミュージシャンであり、素晴らしい1人の人間だった彼女の思い出は僕たちと共にこれからも永遠に生き続けるでしょう。愛を」

https://www.facebook.com/barackobama/posts/10156086776556749

「アメリカには王族が存在しません。しかしながら、私たちは王族よりも長く続く存在を手に入れられることがあります。メンフィスで生まれ、デトロイトで育ったアレサ・フランクリンは、父親の教会でゴスペルの曲を披露して育ちました。それから60年以上もの間、彼女が歌うたびに、私たちはそこに感じる神秘的なものによって祝福されてきました。アレサは、その音楽や類稀なるミュージシャンシップを通じて、アメリカ的なものを理解する手助けをしてくれました。彼女の歌を聴くと、力や痛み、闇や光、贖罪の探求、そして我々が苦労して手に入れた敬意を、その歌声のすべてに感じることができたのです。彼女は私たちが互いに繋がり、より希望を持って、より人間らしくなるための手助けをしてくれたのです。そして、時にはすべてを忘れさせてくれ、ただただ踊らせてくれました。アレサはここよりも素晴らしい場所にいってしまったのかもしれませんが、彼女が残してくれた音楽という贈り物は、これからも私たちをインスパイアし続けてくれることでしょう。ソウルの女王が永遠に平穏の中で眠れますように。彼女のご家族と彼女の曲に心を動かされた方々に、ミシェルと私からの心からのお悔やみを申し上げます」

「ホワイトハウスやその他のあらゆる場所でアレサ・フランクリンのパフォーマンスを観た時は、時間が止まったかのように感じました。バラクと私はアレサのご家族のことを想っています。彼女は永遠に私たちのソウルの女王です」

「ソウルの女王、アレサ・フランクリンが亡くなった。彼女は歌声という神から授けられた驚くべき才能を持った素晴らしい女性だった。彼女は惜しまれることになるでしょう!」

「トランプ大統領がアレサ・フランクリンの訃報に際して『多くの場面で彼女は私のために働いてくれた』とコメント」

「アレサ・フランクリンを失ったことは、心からの音楽やソウル、教会の音楽といった本物の音楽を愛するすべての人たちにとっての打撃です。彼女の歌声は特別なもので、彼女のピアノは過小評価されていました。彼女は僕のお気に入りのピアニストの1人でした」

「僕は幸運にも彼女と一緒に時間を過ごすことができ、セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂での、エルトン・ジョン・エイズ基金のチャリティーのために行った彼女の最後のパフォーマンスを観ることができました。彼女の具合が悪そうだったのは明らかで、パフォーマンスができるのか僕には分かりませんでした。しかし、アレサはパフォーマンスをやってのけ、高らかに歌い上げたのです」

「見事な歌声と演奏を披露してくれた彼女のパフォーマンスに、僕たち全員が涙していました。僕たちは歴史上で最も偉大なソウル・アーティストを観ていたのです。僕は彼女を敬服していますし、彼女の才能を崇拝しています。神のご加護がありますように。彼女の家族と友人の皆さんに追悼の意を送ります。僕たちは誕生日が一緒で、それは僕にとってとても大きな意味を持っていました」

「世界中が彼女を惜しむことになるでしょうが、彼女が残してくれた素晴らしい遺産にこれからもずっと歓喜し続けることでしょう。女王が亡くなりました。女王陛下万歳!」

「あなたが世界に美しい音楽と芸術的な歌声を授けてくれました。あなたは伝説的な存在であり、あなたのソウルが忘れ去られることは決してないでしょう。音楽の天使よ、安らかに」

「私たちはこれからもずっとあなたのことが大好きです。女王万歳!」

「ブライアンが、ドイツのベルリン公演をソウルの女王であるアレサ・フランクリンに捧げました」

「アレサ・フランクリンよ、安らかに」

https://twitter.com/ChakaKhan/status/1030165968373202944

「私の女王であり、メンターであり、心からの友人を失い、傷心しています。一緒に過ごした思い出はこれからもずっと大切にしますし、永遠にあなたのことを愛しています。心からの哀悼の意をあなたのご家族に送ります」

「今日、最も偉大な人物の1人を失った。彼女はこれからも記憶され、称賛され続けるでしょう。アレサ・フランクリンよ、安らかに。僕たちはあなたが大好きです」

「アレサ・フランクリンよ、安らかに。素晴らしい歌声だった」

https://twitter.com/garbage/status/1030100462970712064

「アレサ、あなたの偉大さで私たちを祝福してくれてありがとう」

「アレサはこれまでで最も偉大な人だった。僕たちの昨日のベルリン公演で、3曲続けて流したんだ……彼女の音楽はこれからもずっと生き続けるよ」

「目覚めた瞬間、メイクアップをする前に、あなたのために小さなお祈りを捧げる (“I Say A Little Prayer”) 」

「アレサ・フランクリンを聴くということは、すべてを聴くことを意味しています。アレサ・フランクリン以前のすべてのものから、アメリカのブルース、ジャズ、ゴスペル、ソウルのあらゆる旋律、人々が生きる拠り所にしてきたあらゆる音楽の伝統、今あるすべてのもの、彼女がライセンスを与えたあらゆるシンガーたち、彼女が教えたすべての人たち、そのすべてが詰まっているのです。彼女の曲が私たち全員の中に存在しているように、亡くなった彼女もまた、私たち全員の心にいます。彼女はこの上なく神に近い存在なのです」

「途轍もないアレサ・フランクリンよ、安らかに」

「唯一無二のソウルの女王だったアレサ・フランクリンは、無比の存在でした。頂点に君臨していた彼女は、最も権威のあるスターたちの中でも」

「『最上級』という言葉は、しばしば驚異的なシンガーを説明するのに用いられますが、私の考えでは、最上級という言葉でさえ彼女には不十分でしょう。彼女を愛した人の誰もが、彼女の音楽人生がくれた、私たちの人生を豊かにしてくれた力への感謝や尊敬、称賛の気持ちから小さなお祈りを捧げることでしょう」

「彼女の歌声は、これからも空を上り続けるでしょう」

https://twitter.com/BebeRexha/status/1030119453348884480

「アレサ・フランクリンに神のご加護を。この地球で、私や他のあらゆる人たちに影響を与えてくれたことに感謝します。あなたのことを尊敬しています」

「とても痛ましいニュースよ。ソウルの女王はこれからも頂点に君臨し続けることでしょう。真に特別で美しい歌声で、彼女はとても多くの人たちに影響を与えてくれた。アレサ・フランクリンよ、安らかに」

「アレサ・フランクリンよ、安らかに。おそらく史上最も偉大な歌声でした」

「女王の中の女王」

「信じられない!ソウルの女王、アレサ・フランクリンが76歳で亡くなった」

「素晴らしい女性、素晴らしい歌声だった。素敵なアレサに乾杯」

「史上最も偉大な人物の1人にお別れ。皆さんのお気に入りの楽曲や思い出を、明日のBBCラジオ6の朝の番組で共有したいと思います。みなさんが聴きたい曲を教えてください」

「アレサよ、安らかに。あなたを愛することを止めることはありません」

「いつだってこの曲の虜なんだ」

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