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マンハッタン地方検察局は、ラッパーのシックスナインを性犯罪者として登録して収監するべきだと裁判長に勧告する文書を送っていたことが報じられている。

本名をダニエル・ヘルナンデスというブルックリン出身のシックスナインは、2015年の10月に未成年に性的に接触したとして有罪判決を受けている。シックスナインはその後、今後2年間は犯罪を犯さないとする司法取引に応じている。

マンハッタン地方検察局は今回、シックスナインが2年前の司法取引に違反したと主張している。シックスナインは今年の1月に16歳の少年の首を絞めたとして逮捕されているほか、5月には無免許運転でも捕まっており、その際に警察官に暴行したとして暴行罪にも問われている。

「ピッチフォーク」によれば、マンハッタン地方検察局はシックスナインについて1年から3年の懲役に課すべきだと勧告する文書を裁判長に提出したという。また、文書にはシックスナインを性犯罪者として登録するべきだとも記されているという。

裁判長による判決は、現地時間10月2日に言い渡されることになるという。シックスナインはこの一件について現時点でコメントを発表していない。

一方、シックス・ナインは現地時間7月22日にブルックリンでミュージック・ビデオを撮影した後に強盗に誘拐され、暴行を受けたことが報じられている。

報道によれば、シックスナインはミュージック・ビデオを撮影した後、自宅へと帰るところを3人の男に追われることになったという。その後、3人の男たちに進路を妨害され、強制的に車に乗せられたとされている。

シックスナインはその後、今回の事件について 「内部犯による」ものだとした上で、犯人たちは「ニューヨークの王がどう動くかを分かってるんだ。俺の言ってること分かるかな? エジプトでファラオの称号を得られるのは、王国の建国に貢献した者だけなんだよ。俺の言っていること分かる?」と語っている。

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