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スマッシング・パンプキンズはジェイムス・イハがマイクスタンドを蹴り倒すライヴ映像がオンラインで公開されている。

スマッシング・パンプキンズは、ビリー・コーガン、ギタリストのジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレン 、そして長年のコラボレーターであるジェフ・シュローダーという布陣で再結成することを今年2月に発表しており、7月より本格的に再結成ツアーをスタートさせている。

現地時間7月20日にナッシュヴィルのブリヂストン・アリーナで行われた公演で、スマッシング・パンプキンズはジミー・チェンバレンが“Bullet With Butterfly Wings”の演奏を再開するタイミングを逃がすというハプニングに見舞われている。

フロントマンのビリー・コーガンがジミー・チェンバレンに「ちょっと止めてくれ、ジミー」と声をかけ、ジミー・チェンバレンが「このパートをやるなんて知らなかったんだ」と説明すると、ビリー・コーガンは次のように語っている。「この観客たちは、完璧を求めているんだ」

“Bullet With Butterfly Wings”のパフォーマンスを再開したバンドだが、ジェイムス・イハがマイクスタンドを蹴り倒しているほか、ビリー・コーガンは笑い出してしまっている。

観客が撮影したパフォーマンスの模様はこちらから。

一方、ビリー・コーガンは先日、インタヴューの中で「ヒールを演じるのは止めた」と語っている。

「これってゴシップの類の話でさ。そう演じることもできるんだけどさ。けど、最終的にそんなことは望んでないわけでね。僕が望むのは、みんなに音楽を聴いてもらうことだからね」とビリー・コーガンは「ラウドワイヤー」に語っている。「『ニューヨーク・タイムズ』誌でインタヴューしてくれた人が載せてくれたかは分からないんだけどさ、僕は『もうそういう男を演じるのは止めたんだ』って言ったんだ」

「ああしてたのは楽しかったからなんだけどさ。楽しいと思っていたんだよ。僕は何年にもわたって、とりわけ有名人たちがどう扱われているかという点において、多くのメディアにおける偽善性をうまく突いてきたと思っているんだ。彼らは基本的に僕たちの作品には興味を持っていなくて、彼らが興味を持っているのはむしろ、僕らの作品でクリックを稼げる機会が作れるのかとか、そういうことなんだよ」

ビリー・コーガンは自身の現在の考え方については次のように続けている。「今の僕はとても落ち着いた51歳だからさ。僕の人生は音楽のためであって、アーティストであることが人生だからね。素晴らしいミュージシャンたちと共演できていることを幸運だと思っているよ。彼らは素晴らしいコラボレーターであり、友人であり、家族なんだ。いまだに音楽を書きたいという意欲があることも幸運だと思っているんだ。とりわけ僕のパートナーたちと書くことに関してはね」

「今は人生における素晴らしい時間を過ごしているんだ。例えばジェフ(・シュローダー)なんかは、もちろんバンドにいるジェフのことだけど、彼と僕は12年一緒にやっているんだ。それは途方もない冒険で、ジェフと僕とで最高も最低も経験した。だから今はバンドにいられることが嬉しいんだ」

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