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プッシー・ライオットは“КОШМАРЫ / NIGHTMARES”と“PONG!”と題された2曲の新曲を公開している。

プッシー・ライオットは先日、『クラック』誌とのインタヴューの中でこの2曲を公開することを予告していた。

公開された2曲のミュージック・ビデオはこちらから。

この2曲に先立って“Track About Good Cop”と題されたミュージック・ビデオも公開されている。

一方、ヨーロッパ人権裁判所はプッシー・ライオットの2012年の逮捕について50000ユーロ(約650万円)の補償金をバンドに支払うようにロシア政府に裁定している。

プッシー・ライオットはロシア正教会救世主ハリストス大聖堂で「パンク・プレイヤー」とも呼ばれるパフォーマンスを行ったことで3人が逮捕されている。彼女たちは「宗教的憎悪を動機としたフーリガン行為」で有罪が下されている。しかし、パフォーマンスは宗教に関連したものではなく、ウラジーミル・プーチン大統領の3期目への出馬に抗議するものだった。

今回、ロシアはヨーロッパ人権条約の複数の項目に違反したと裁定されており、「裁判の聴取に出席するためのバンド・メンバーの移動に関する人員過剰の状況や、セキュリティのリスクについての実証がないにもかかわらず、警察官や警察犬に囲まれたガラス張りの独房に常にさらされることになる屈辱を受けなければならなかったため」とプレス・リリースでは述べられている。

ヨーロッパ人権裁判所はナジェージダ・トロコンニコワ、マリア・アリョーヒナ、エカチェリーナ・サムツェヴィッチの投獄について「単に色の映えた服を着て、腕を振り、足を蹴り上げ、強い言葉を使っていたに過ぎず、曲の歌詞やパフォーマンスの文脈を分析しても例外的に深刻ということはなかった」と続けている。

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