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カニエ・ウェストが「52週間で52枚のアルバムを作りたい」と語ったという。

カニエ・ウェストは最新作『ye』を今月リリースしており、このアルバムでテーム・インパラのケヴィン・パーカー、パーティーネクストドア、サイハイ・ザ・プリンスらとコラボレーションしている。

今回『ニューヨーク・タイムズ』紙の記者であるジョン・カラマニカのポッドキャスト「ポップキャスト」によれば、カニエ・ウェストはもっとアルバムをリリースしたいと語ったと報じられている。

「カニエ・ウェストはどこかで52週間で52枚のアルバムを作りたいと言っていてね」とジョン・カラマニカは語っている。「これをどう解釈するかは君たちに任せるよ」

ジョン・カラマニカが語っているポッドキャストはこちらから(発言は48分50秒あたりから)。

https://www.stitcher.com/podcast/the-new-york-times/music-popcast/e/55101143

カニエ・ウェストがどれだけ本気で言っているのか、自身の作品だけでなく、先月リリースされたプシャ・Tの『デイトナ』のようなプロデュース作も含むのかは分かっていない。

『デイトナ』はカニエ・ウェストのレーベルであるグッド・ミュージックより今回のプロジェクトでリリースされた最初のアルバムで、ワイオミング州の農村でレコーディングが行われており、プシャ・Tはこれについて「リハビリのような感じだった」と語っている。

また、カニエ・ウェストはテヤーナ・テイラーの新作のためにプロデュースした曲で許可を取らずにサンプルを使用したとして批判を受けている。

レコード・レーベルのザ・ヌメロ・グループはテヤーナ・テイラーの最新作『K.T.S.E.』で、ボディ・レコーディング・カンパニーの2010年のボックス・セットの音源が無断使用されていると主張している。

テヤーナ・テイラーの新曲である“Issues/Hold On”でこのサンプルが使われており、このサンプルはビリー・スチュワートが1965年にリリースした“I Do Love You”のカヴァーであるという。カヴァーしたアーティストが誰かは明らかになっていない。

ザ・ヌメロ・グループの創設者の一人であるロブ・セヴィアーはカニエ・ウェストとテヤーナ・テイラーがこのサンプルの使用許可を取るべきだとしているものの、カニエ・ウェストとテヤーナ・テイラーの代理人からの連絡はいまだに来ていないという。

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