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スマッシング・パンプキンズで再始動後のギタリストを務めてきたジェフ・シュローダーは、クラシック・ラインナップでの再結成にあたってオリジナル・メンバーのジェイムス・イハは「敵対する存在」ではないと語っている。

長年のコラボレーターであるジェフ・シュローダーは、バンドのオリジナル・メンバーであるビリー・コーガン、ジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレン、そしてツアー・ベーシストのジャック・ベイツと共に、現在のスマッシング・パンプキンズのラインナップの1人となっている。ジェフ・シュローダーは復帰作『ツァイトガイスト』でスマッシング・パンプキンズが再始動した2007年以降、メンバーとして参加している。

『ギター・ワールド』誌のインタヴューの中でジェフ・シュローダーはジェイムス・イハのバンドへの復帰についてまったく対抗心はないと語っている。

「すべてのことが、むしろ僕にとってはおかしいんだよね」と彼は語っている。「みんな、ジェイムスと僕が敵対する存在であるかのように考えているみたいなんだけどさ。そう、『彼が僕の仕事を奪った』みたいなね。だけど、僕らはまったくもっていい関係で、ややこしい部分は全然ないんだ。僕らははまだ短い期間しか一緒にやってないけど、ものすごく楽しかったよ」

「それに音楽的にもサウンドが素晴らしいしね。スペースなんかを巡って争うこともないしね。今回のは素晴らしいものになるはずだよ」

ジェイムス・イハの復帰によって、バンド内でのポジションが脅かされると感じたかについて尋ねられたジェフ・シュローダーは、次のように答えている。「いや、まったくなかったね。ビリーは最初から本当に裏表がなくてね、いつも僕が参加することになると言ってくれたんだ。そうじゃないことは一度もなかったよ。だから、ずっと僕は参加するって分かっていたんだ」

ビリー・コーガンもジェフ・シュローダーの貢献について『ギター・ワールド』誌に次のように語っている。「ほら、ジェフは12年間という歳月をバンドに注いでくれたわけでね。それはすごく重要な貢献だよ。彼は人生をバンドに捧げてくれたわけで、彼も参加するべきだと思ったんだよ」

「彼は素晴らしいミュージシャンであるだけでなく、舞台裏で起こっていた様々なことに責任を追ってくれてね。彼なしにできたとは思えないよ」

ジェイムス・イハも次のように続けている。「ジェフはいい奴で、素晴らしいミュージシャンなんだ。僕と彼との間にドラマはまったくないよ。練習後も『君がこれを弾きたい? あるいは僕が弾いたほうがいい?』みたいな感じでね。僕はどっちがどんなギターを弾くのか、そこまで気にしていないんだ。僕らの間にエゴはないんだよ。彼は素晴らしい奴だしね」

ジェイムス・イハは元ベーシストのダーシー・レッキーとの不仲に言及してフロントマンのビリー・コーガンを擁護している。

「ビリーは最善を尽くしたよ」と彼は語っている。「大きな視点で見れば、人はそれぞれ人生の違う地点にいると思うしね。それで、そういうことをうまくこなして、バンドと一緒にやれる人たちだけが参加できるんだ。そういうことの一つだよね」

スマッシング・パンプキンズは先日カムバック・シングルとなる“Solara”をリリースしたほか、10月16日に再結成後初となるUK公演をロンドンのSSEウェンブリー・アリーナで行うことを発表している。バンドは10月18日にイタリアのボローニャでも公演を行う予定となっている。

スマッシング・パンプキンズは近日中に新作のリリースに関するさらなる情報が発表されると見られている。

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