GETTY

Photo: GETTY

メガデスやアヴェンジド・セヴンフォールドらは亡くなったドラマーのヴィニー・ポールにそのパフォーマンスで追悼の意を表している。

元パンテラやヘルイェーのドラマーであるヴィニー・ポールは、現地時間6月22日に寝ている間に亡くなっている。現時点で正式な死因については発表されていないものの、「深刻な心筋梗塞」のために亡くなったと報じられている。

多くのミュージシャンがオンライン上でヴィニー・ポールを偲ぶ一方で、何組かのミュージシャンは自身のステージで彼を追悼するパフォーマンスを行なっている。

先週末にフランスで行われたロック・フェスティバル「ヘルフェス」に出演したメガデスは、ヴィニー・ポールに“My Last Words”を捧げている。

「次の曲は君のためにやるよ。昨日の夜に、ほとんど20年ぶりに演奏してみたんだ」とデイヴ・ムステインは語り、“My Last Words”を紹介している。

「長い間、この曲は演奏していなかったんだけど、亡くなってしまった俺の古い友人や俺たち全員にとっての友人にこの曲を捧げることにしたんだ」

「この曲は君に捧げるよ、ヴィニー。“My Last Words”っていうんだ」

メガデスによる“My Last Words”のパフォーマンスはこちらから。

同じフェスティバルの中でアヴェンジド・セヴンフォールドもヴィニー・ポールを追悼するパフォーマンスを披露している。

アヴェンジド・セヴンフォールドはヴィニー・ポールの写真を使った映像をバックに、パンテラの“Walk”が流れる中でステージに登場している。

フロントマンのM.シャドウズは、この日の3曲目となった“Hail To The King”をヴィニー・ポールに捧げている。

「俺たちの友人のほとんどが、昨日の夜はベルギーにいたんだ」とM.シャドウズは観客に語っている。

「俺たちは夜遅くに眠りについて、目を覚ますと前日の夜にヴィニー・ポールが亡くなったっていう考えられる限り最悪なメッセージが届いていたんだ。俺たちにできることなんてほとんどないんだけどさ」

「俺たちの誰もが人生は短いということを理解してる。友人たちもいつかは亡くなってしまうということも理解している。俺たちにできるのは、ただその人をできる限りの方法で称えるだけなんだよ」

「今夜、俺たちはヴィニー・ポールに“Hail To The King”を捧げることで彼を称えたいと思う」

アヴェンジド・セヴンフォールドのパフォーマンスの全編はこちらから(“Hail To The King”のパフォーマンスは17分20秒を過ぎたあたりから)。

また、セバスチャン・バックもカナダのウィニペグにあるピラミッド・キャバレーで行った公演でパンテラの“Cemetery Gates”をカヴァーしている。

バックバンドのドラムキットにはヴィニー・ポールの名前が記されている。

セバスチャン・バックによる“Cemetery Gates”のパフォーマンスはこちらから。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ