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アークティック・モンキーズはイギリスのシェフィールドで発見されたフロントマンのアレックス・ターナーのLAでの生活を揶揄していると思われる落書きが話題になっている。

アレックス・ターナーは数年前からロサンゼルスを生活の拠点としており、彼は以前、引っ越した理由についてロサンゼルスは「ロックンロールの上にできている」からだと語っている。

アークティック・モンキーズは、最新アルバムの『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をパリやロンドンのほか、ロサンゼルスでもレコーディングされている。最新作には、収録曲の“The World’s First Ever Monster Truck Front Flip”を初めアメリカに言及している箇所がいくつかあり、“Golden Trunks”では「自由主義世界のリーダーが思い出させてくれるのは、ぴちっとした金色のトランクスを履いたレスラーのこと」という歌詞が歌われている。

今回話題となったのは、バンドの出身地であるシェフィールドの「ハンターズ・バー」周辺で発見されたアレックス・ターナーのLAでの生活を揶揄していると見られる落書きで、描いた人物はバンドの初期の歌詞に言及していると見られている。

落書きは、「RIP(安らかに眠れ)」と書かれた棺の隣に「やあアレックス…カルフォルニアはどうだい?」というメッセージが描かれたものとなっている。

落書きはデビュー・アルバムの『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』に収録されている“‘Fake Tales Of San Francisco”に言及しているものと思われ、同曲では次のように歌われている。「ハンターズ・バーから来た男がサンフランシスコの話をしている/詳しい距離は知らないけど、きっと遠い場所なんだ/さぞかし遠い場所なんだろうね」

話題になっている落書きの写真はこちらから。

ファンの中で評価が分かれることとなった『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』だが、バンドは同作で6作連続となる全英アルバム・チャート1位を獲得しているほか、アナログ盤の売上は24500枚で過去25年におけるアナログ盤の最多初週セールスを記録している。

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