GETTY

Photo: GETTY

ニルヴァーナのベーシストであるクリス・ノヴォゼリックは、ニルヴァーナが現代の音楽シーンに与えた影響を初め、バンドの傑作である『ネヴァーマインド』についてや、フロントマンであるカート・コバーンの死にいかに向き合ったかについて語っている。

クリス・ノヴォゼリックは『ケラング!』誌のインタヴューに応じて、現在所属しているバンドのジャイアンツ・イン・ザ・ツリーズについて語り、バンドのセルフ・タイトルを冠したデビュー・アルバムが「楽曲に重点を置いた」という点で『ネヴァーマインド』と類似していると語っている。

「俺にとっては、たくさんのことが詰まっているアルバムだよ。いろいろな意味でね」とクリス・ノヴォゼリックは『ネヴァーマインド』について語っている。「サウンドが本当に素晴らしいと思ってるんだ。カート(・コバーン)のことを思い出すのも素晴らしいけど、聴くとたくさんのことが蘇ってくるんだ。25年前も前のことだから、ちょっと変な気分だけどね」

ニルヴァーナが解散から20年以上経った今でも人気があり、今日的なものと見なされていることについて訊かれると、クリス・ノヴォゼリックは次のように答えている。「メロディーやフックがそうさせるんだよ。それに力強さや多様性もあるからね。俺たちはただ一つのアイディアだけを念頭に置いていただけではないんだ。この前(『イン・ユーテロ』の)“Milk It”を聴いたんだけど、すごく不吉な曲だよね。『恐ろしい』っていう言葉のほうがふさわしいかもしれないけど、いろいろな想像が膨らんでしまう楽曲だよ」

「カートもすごく感情的になっていて、あらゆることがあのアルバムには詰まっていたんだ。あの曲はカートの強烈さをよく表していると思うよ。あの曲にはビデオがないわけで、すべては想像するしかないんだからね」

ニルヴァーナは1994年にカート・コバーンが自殺してしまったことで突然の終焉を迎えることとなっている。クリス・ノヴォゼリックは続けてカート・コバーンの死について振り返り、いかにして立ち直ったかについて語っている。

「長い時間を要したよ」とクリス・ノヴォゼリックはカート・コバーンの死について語っている。「トラウマもかなり残ったしね。そのせいで鬱にもなった。恐ろしい後遺症を残していったよ。当時、それとは別のことにも悩まされていてね。結局は時間が解決してくれて、最後にはきちんと向き合えるようになったんだけどね」

「それで、最終的には折り合いを付けられるようになるんだ……本当のところは分からないけどさ。必要なのはポジティヴでいようとすることなんだよ」

クリス・ノヴォゼリックは先日、パブリック・エナミーのチャックDとザ・ドアーズのドラマーであるジョン・デンズモアとスーパーグループを結成したいと語っている。

「ジョンは素晴らしいよ。僕はジョンと知り合いでね。彼は僕のヒーローの1人なんだ」とクリス・ノヴォゼリックは語っている。「パブリック・エナミーのチャックDも素晴らしいよね。僕らはバンドを結成すべきだね。僕がベースをやればいいし、ジョンがドラムで、チャックがラップするっていうね」

「いや、これは真剣なんだ」とクリス・ノヴォゼリックは続けている。

Copyright © 2019 TI Media Limited. NME is a registered trademark of TI Media Limited being used under licence.

関連タグ