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カニエ・ウェストはツイッターでバラク・オバマ前大統領の実績を批判し、任期の8年間に地元シカゴは「何も変わらなかった」としている。

ここ数日にわたってツイッターでドナルド・トランプ大統領を讃えているカニエ・ウェストはかつて2009年にMVTビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式でテイラー・スウィフトとトラブルになったのを受けて、当時のオバマ大統領に「間抜け」と言われていた。2012年にオバマ大統領は確かに「間抜け」ではあるものの、カニエ・ウェストは「知的」で「非常に才能がある」とも述べている。

現地時間4月25日、カニエ・ウェストは「オバマは8年大統領を務めたけど、シカゴでは何も変わらなかった」とツイートしている。カニエ・ウェストはまたチャンス・ザ・ラッパーと共に「シカゴに新しい家々を立てる」ことを約束している。

一方、チャンス・ザ・ラッパーはいくつかのツイートでカニエ・ウェストに対する支持を表明しており、カニエ・ウェストについて「2日前に彼と話をしたんだ。素晴らしい場所にいて、彼の精神的・肉体的健康を問題視するような人の影響は受けてないよ」と述べている。

「黒人だからって民主党支持者になる必要はないんだ」とチャンス・ザ・ラッパーは続けている。「次の大統領は無所属の人になるね」

また、カニエ・ウェストは同日、ドナルド・トランプ大統領を「マイ・ブラザー」と呼び、自分たち2人は「ドラゴンのエネルギー」を共有していると語っている。

一連のツイートを受けて、妻のキム・カーダシアンから電話があったことも明かし、彼は次のようにツイートしている。「妻が電話してきて、みんなにこのことをはっきりさせといてほしいと言うんだ。俺はトランプのやることすべてに同意しているわけじゃない。俺は自分自身以外は100%同意しないよ」

こうしたツイートの2時間後、カニエ・ウェストはユニバーサル・ミュージック・グループ会長兼CEOであるルシアン・グランジとYouTube音楽部門のトップであるリオ・コーエンとのセルフィーをアップしている。カニエ・ウェストは「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた帽子を被っている。

ドナルド・トランプ大統領がカニエ・ウェストのためにサインしたこの帽子を被っていたことで、このツイートはフォロワーからの激しい批判を受けることになっている。

https://twitter.com/kanyewest/status/989227154993963009

これらの写真が投稿されてほどなく、ドナルド・トランプ大統領はカニエ・ウェストの一連のツイートを承認する形で、「ありがとう、カニエ、すごくクールだよ」とツイートしている。

カニエ・ウェストは先日ツイッターに復帰して、自身がプロデュースする5枚のアルバムのリリース日を明かしている。カニエ・ウェストは、6月末までにナズ、プシャ・T、ティヤーナ・テイラー、自身のソロ、自身とキッド・カディのコラボレーションによる作品がリリースされることを明かしている。

カニエ・ウェストの新作は2016年発表の『ザ・ライフ・オブ・パブロ』に続くものとなっている。

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