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カニエ・ウェストは先日報道されたドナルド・トランプ大統領を「大好きだ」と語ったことについてツイッターで言及し、ドナルド・トランプ大統領もそのツイートを承認している。

現地時間4月25日、カニエ・ウェストはドナルド・トランプ大統領を「マイ・ブラザー」と呼び、自分たち2人は「ドラゴンのエネルギー」を共有していると語っている。

カニエ・ウェストは次のようにツイートしている。「みんながトランプ大統領に同意しなくても構わないんだ。でも、俺が彼を大好きなのをやめさせることはできないよ。俺たちは2人ともドラゴンのエネルギーを持ってるからね。俺は何でも人に同意するわけじゃない。それこそが自分たちを個々人というものにしているわけでね。そして、俺たちには独自の思考をする権利があるんだからね」

彼はその後のツイートでドナルド・トランプ大統領と2016年の大統領選挙を戦ったヒラリー・クリントンについても大好きだとして、「共和党支持でも民主党支持でもない」と述べている。

「自分の友達が橋から飛び降りたからって自分もそうしなきゃいけないわけじゃないだろ」と彼はツイートしている。「俺の生活に登場する人々の間でも、トランプ大統領に対する考えはまさに50/50で分かれている。でも、俺はヒラリーの支持者にヒラリーを支持するなとは言ってないわけでね。俺はヒラリーも大好きなんだ」

彼は次のように続けている。「人が自身の考えを持っているのが好きなんだ。なにも許可なんていらないわけでね。ただ、そのままであればいいんだよ。好きになりたい人を好きになればいい。自由に考えるってことだよ。俺は政治的でもないし、共和党支持でも民主党支持でもないけどね」

一連のツイートを受けて、妻のキム・カーダシアンから電話があったことも明かし、彼は次のようにツイートしている。「妻が電話してきて、みんなにこのことをはっきりさせといてほしいと言うんだ。俺はトランプのやることすべてに同意しているわけじゃない。俺は自分自身以外は100%同意しないよ」

こうしたツイートの2時間後、カニエ・ウェストはユニバーサル・ミュージック・グループ会長兼CEOであるルシアン・グランジとYouTube音楽部門のトップであるリオ・コーエンとのセルフィーをアップしている。カニエ・ウェストは「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた帽子を被っている。

ドナルド・トランプ大統領がカニエ・ウェストのためにサインしたこの帽子を被っていたことで、このツイートはフォロワーからの激しい批判を受けることになっている。

https://twitter.com/kanyewest/status/989227154993963009

これらの写真が投稿されてほどなく、ドナルド・トランプ大統領はカニエ・ウェストの一連のツイートを承認する形で、「ありがとう、カニエ、すごくクールだよ」とツイートしている。

カニエ・ウェストは大統領からの反応が嬉しかったようで、そのツイートを表示した別のスマートフォンを撮った写真をツイートしている。

カニエ・ウェストは先日ツイッターに復帰して、自身がプロデュースする5枚のアルバムのリリース日を明かしている。カニエ・ウェストは、6月末までにナズ、プシャ・T、ティヤーナ・テイラー、自身のソロ、自身とキッド・カディのコラボレーションによる作品がリリースされることを明かしている。

カニエ・ウェストの新作は2016年発表の『ザ・ライフ・オブ・パブロ』に続くものとなっている。

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