ノエル・ギャラガーは最新インタヴューで「Tシャツとコーヒー」がロックンロールを殺したと語っている。
元オアシスのギタリストであるノエル・ギャラガーは米「ナショナル・パブリック・ラジオ」のインタヴューの中で自身にとってのロックンロールの定義について質問され、次のように答えている。
「俺にとってのそれは思想の自由であり、表現の自由なんだよ」とノエル・ギャラガーは語っている。「レザー・ジャケットやジャックダニエルじゃないんだ。それは確かに助けになるけどね。俺からすれば、音楽業界でキャリアを始めた当初、俺にとってロックンロールだったのはレッド・ツェッペリンであり、ザ・ビートルズであり、ストーン・ローゼズやセックス・ピストルズだったんだ。それが90年代の半ばになって、人々は1971年のローリング・ストーンズのツアー・TシャツやMC5のTシャツを大量に作りだしたわけでね。誰もがこう言ってたものだよ、『これこそがロックンロールだ。そうだろ?』ってね。それで、ロックンロールは失われたんだ」
インタヴュアーがTシャツがロックンロールを殺したのかと訊くと、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「Tシャツとコーヒーだよ。コーヒーショップが台頭してきて、カルチャーは失われてしまったんだ。そう思わないかい? 人々は音楽にお金を払うのをためらうようになったんだ。音楽にね! そのくせ、コーヒー2杯に20ドル費やすんだ。参るよね」
「(ドラマの)『フレンズ』のせいだと思ってるんだ」とノエル・ギャラガーは続けている。「コーヒーショップが増えたからね。セーターを着た奴らが、座って高すぎるコーヒーを飲みながらどうでもいいことを話してるんだよ」
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは先日、アメリカのテレビ番組に出演して、“Holy Mountain”のパフォーマンスを披露している。
以前「ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン」に出演して“It’s a Beautiful World”を披露したノエル・ギャラガーだが、今回は「ジミー・キンメル・ライヴ」に出演して、パフォーマンスを披露している。
“Holy Mountain”のパフォーマンス映像はこちらから。
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