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ケイティ・ペリーによる2015年のスーパーボウルのハーフタイム・ショウで、レフト・シャークを演じたダンサーが初めて公の場で発言している。

ニューイングランド・ペイトリオッツとシアトル・シーホークスの対戦となった、この年のスーパーボウルだが、ハーフタイム・ショウでレフト・シャーク(左側のサメ)を演じたダンサーが振付を忘れたのではないかと当時話題となっていた。

今回、新たなインタヴューでレフト・シャークを演じていたのが、元ダンサーで現在はロサンゼルスでヘアスタイリストをやっているブライアン・ガウだったことが明らかになっている。

ブライアン・ガウはケイティ・ペリーと5年間にわたって仕事をしてきたが、昨年ツアー・スタッフから退いている。「NPR」に対して彼はレフト・シャークの動きは「フリースタイル」でやることになっていたと語っている。「決まった振付もあったんだけど、フリースタイルの振付と呼ばれていた部分もあったんだ。動き回って、ダンサーとして自分のキャラクターを演じるというね」

「2m以上ある青いサメの着ぐるみに入っていたからね」と彼は続けている。「涼しくないしさ。どんな選択肢があったかというね。そうだな、今だったら違うキャラクターをやるだろうね」

ケイティ・ペリーによるハーフタイム・ショウの映像はこちらから(レフト・シャーク登場シーンは4:25から)。

https://www.youtube.com/watch?v=ZD1QrIe–_Y

ブライアン・ガウは自身が選んだ役は負ける役で、即興の動きもおどけたものになることになっていたとしている。元ダンサーの彼は公の場でこれまでこの件について語ったことはなく、ケイティ・ペリーから関心を奪いたくなかったとしている。

「実際のところ、あの件でネガティヴは反応があったことはないんだ」と彼は自分がレフト・シャークだったと知人に明かした時のことについて語っている。「とにかく、みんな『すげえ、クールじゃん』って感じなんだよね」

一方、ケイティ・ペリーは、2018年のグラミー賞で女性の受賞者が少なかったことを受けて、レコーディング・アカデミー会長のニール・ポートナウが女性アーティストは「進歩しなければならない」と語ったことについて批判の声を上げた1人となっている。

899組のグラミー賞候補において女性は9%に留まっていて、主要4部門で女性が受賞したのはアレッシア・カーラによる最優秀新人賞の1部門のみとなっている。

P!NKの批判に反応する形でケイティ・ペリーは次のように述べている。「お手本と言える、もう一人のパワフルな女性よね。私たちには全員、どこでも目にする不条理な平等の欠如を非難していく責任があるの。継続的な抵抗としてあらゆる女性が目覚ましいアートを作っていることを誇りに思っているわ」

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