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ボン・イヴェールは昨日のグラミー賞授賞式でブルーノ・マーズが賞を独占して、ノミネートされた6部門すべてで受賞したことについて批判を展開している。

ブルーノ・マーズは第60回グラミー賞の最大の勝利者となっていて、最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀R&Bパフォーマンス賞、最優秀R&B楽曲賞、最優秀R&Bアルバム賞を受賞している。

しかし、自身もグラミー賞受賞歴のあるボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンは、この結果を喜ばしく思っていないという。

「ブルーノ・マーズ氏を攻撃するつもりはまったくない。けれど、冗談だろう? 素晴らしいミュージシャンで受賞している人もいるけど、賞とは何なのだろう?」と彼はツイートしている。

「実際のところ、昨年、ブルーノ・マーズ氏はヒットを飛ばすことによって音楽業界で名声を得ているわけでね。だから、グラミーでさえも、むきになる必要はないわけでさ。シザは? ケンドリックは?」

「自分としては、このひどい番組から前に進むことにするよ。ロックンロールというよりは民主党大会みたいだと思ったんだよね」

彼はまた主要4部門における女性の受賞が1部門しかなかったことに対するレコーディング・アカデミーの会長、ニール・ポートナウによる女性が「進歩しなければいけない」というコメントについても「ひどいコーチの言葉だな」と批判している。

ジャスティン・ヴァーノンによるツイートはこちらから。

女性の受賞が少なかったことについてニール・ポートナウは次のように述べている。「自身の中にクリエイティヴィティを抱えている女性、ミュージシャンやエンジニア、プロデューサーになりたい女性、そして重役として音楽業界に参加したいと思っている女性と共に始める必要があります……(彼女たちは)進歩しなければいけないのです。なぜなら、彼女たちは受け入れられことになると思うからです」

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