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エミネムは最新インタヴューの中でドナルド・トランプ大統領に対する嫌悪感を露わにしており、ドナルド・トランプ大統領が支持者を「洗脳した」と語っている。

「ヴァルチャー」でのインタヴューで、エミネムは最初はドナルド・トランプ大統領による政権を受け入れていたことを認め、その後すぐにドナルド・トランプ大統領によるメキシコ移民についてのコメントを受けてそのまずさに気づいたという。

「彼は俺を激怒させることになったんだ」とエミネムは語っている。「ストレスでまいるからニュースすらまともに見れないね。冗談やパンチラインはさておき、彼についてのメッセージを伝えようと思う。俺だって自分の国を偉大なるものにしたいのは同じだし、できるだけ最善の形にしたいよ。でも、彼の任期中だとそうはならないんだ。彼が最初に政治に手を出してきた時のことを覚えているけど、俺としては『全部試したじゃないか、なんで彼じゃダメなんだ?』なんて思ってたんだよ。それで、生放送で観てたんだけど、彼がメキシコはレイプ犯や犯罪者を送ってきてるってスピーチをしただろ。『一体何事だ?』って感じでさ。あの時から、こいつだとまずいことになるって分かったんだ。彼のやっている、人々を対立させることなんて最悪なわけでね。この国のことを考えた時に、俺は彼の当選に本当にがっかりしたんだ」

エミネムは次のように続けている。「彼についてはもうほとんど困惑っていうかね。それで俺は怒ってるんだよ。彼を支持している人は、そういうことを気にかけず分かってないだけでね。だって、労働階級の市民とか、家族のために少しでも状況を良くしようとしている人々とか、そういう人たちは、踵骨棘で兵役を避けて、自分のことを億万長者だとか言ってる人間がなんで俺たちのことを面倒みてくれるなんて思うんだ。彼は人々を洗脳したんだよ」

12月15日に通算9作目となるアルバム『リバイバル』をリリースしたエミネムだが、ここ数ヶ月にわたってドナルド・トランプ大統領を批判してきており、10月に開催されたBETアウォーズではドナルド・トランプ大統領を批判する痛烈なフリースタイル映像を提供したことが話題となっていた。

このアウォーズにおいて恒例となっているサイファー企画の中で、エミネムは全体を通してドナルド・トランプに向けてフリースタイルを披露しており、NFLへの抗議、アメリカを先日襲ったハリケーンによる洪水、「自身のゴルフリゾートや大邸宅」へのドナルド・トランプの贅沢な旅行などといった話題を取り上げている。

「彼を支持している俺のファン全員へ。譲れない一線を引くことになるぜ。お前たちが賛成しようが反対しようとな」と彼はある部分でラップしている。「もしも、どっちの方を支持するか決められないか、誰の側に立つかで意見が分かれるんだったら、俺はお前らにこの言葉を送るよ。ファック・ユー」

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