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デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノ、ディーヴォらがジャム・セッションした未発表の音源が存在することが明らかになっている。

スマートスピーカー・メーカーのソノスは先日、デヴィッド・ボウイを偲ぶイベント「ソノス・ソング・ストーリーズ:ボウイ」を開催しており、このイベントに参加したディーヴォのフロントマンであるマーク・マザーズボウが音源の存在について語っている。

ディーヴォのデビュー・アルバム『頽廃的美学論』は、デヴィッド・ボウイの援助の下、ブライアン・イーノがプロデューサーを務めているが、未発表になっているレコーディングのテープに問題のセッションは収録されているという。

マーク・マザーズボウによれば、ジェラルド・キャセールが「空港の公衆電話で彼女と喧嘩していたため」飛行機を逃してしまい、他の全員はドイツのケルンにあるコニー・プランクのスタジオでやり過ごすことになったという。「それでディーヴォと、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、(カンの)ホルガー・シューカイ、そこにたむろしていた奇妙なエレクトロニック・ミュージシャンのドイツ人たちで一緒にジャム・セッションをしたんだ」

マーク・マザーズボウはデヴィッド・ボウイとの出会いについても語っており、それは1977年の夏、ニューヨークにあるマックスズ・カンザス・シティでのライヴの後だったという。「デヴィッド・ボウイが来て、『君たちをプロデュースしたいんだ』って言ってきてね。僕が『あの、僕たちはレコード契約もないんですよ』って言ったら、『心配しないで。僕がお金を出すから』って言ってくれたんだ」

デヴィッド・ボウイが『ジャスト・ア・ジゴロ』の撮影に参加していたため、最終的にブライアン・イーノがドイツでプロデュースの大部分を担うことになったが、デヴィッド・ボウイは時間を見つけては、未発表のヴォーカルを録音したとのことで、『頽廃的美学論』のマスター・テープにはデヴィッド・ボウイのヴォーカルとブライアン・イーノによるシンセサイザーの音が残っているという。

マーク・マザーズボウは「最後のミックスをするときにこれらを外したことを覚えてる」と語っており、その理由として当時は怪しいマネージャーによる楽曲の無断リリースに対処した直後であり、「自分たちのものに干渉してくる人々に対しまったくもって疑り深かったんだ」と語っている。

「僕らはそれらのテープに何が入っているかを見てみるべきだと思うね」とマーク・マザーズボウは続けている。「彼らが一体何をやったのか、本当に興味があるんだ」

イベント「ソノス・ソング・ストーリーズ:ボウイ」にはマーク・マザーズボウの他にモトリー・クルーのニッキー・シックス、パーフェクト・プッシーのメレディス・グレイヴス、フォトグラファーのミック・ロックも参加している。

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