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ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューで労働党の党首であるジェレミー・コービンを批判している。

ノエル・ギャラガーは以前、ジェレミー・コービンを酷評しながらも、保守党には絶対に投票できないとして次のように語っていた。「だって、目に見えない力がはたらいて、俺に投票箱に票を投じるのを妨げるんだ」

今回、ノエル・ギャラガーは『ペースト』誌に次のように語っている。「ファック、ジェレミー・コービン。あいつは共産主義者だろ」

彼はさらにアメリカ大統領についても次のように語っている。「トランプは何て言うか……あいつに言及するつもりもないんだよね。だって、奴ら(ジェレミー・コービンとドナルド・トランプ)が俺の人生に影響してくることもないわけでさ。まあドナルド・トランプはひょっとしたら影響してくるかもしれないけどね。だってあいつの環境問題への考え方は本当に恐ろしいし、そのせいで俺の子どもたちに影響があるかもしれないからな。でも、政治家としてはどうだよ? 奴らはとんだ間抜けだろ。奴らは経済家であってさ。それだけの連中でしかないわけでね。まったくデタラメなんだ。俺には分かるんだよ、奴らのことを相当知ってきたわけだからさ」

「俺はニュースは観ないんだ」とノエル・ギャラガーは続けている。「ニュースは退屈なんだよ。だから世界が終わりそうだとしても、そんなことは知りたくないわけでね。終わりが迫るのを見たくはないんだよ。とあるチビでデブの北朝鮮の間抜けがロケットを飛ばして、空が火を吹きそうだとしてもね、やらせておけばいいんだ。そんなことは知りたくないんであってさ。そのくらいならもっと他のことをしていたいよね」

一方、ブリットポップ期に撮影されたトニー・ブレア元首相と共にうつる写真でも知られているノエル・ギャラガーだが、昨年、自身と労働党の関係について次のように語っている。「左側の人間として言うなら、1997年に起こったニュー・レイバーの時期は素晴らしいと思ってたんだ。当時はイギリスにいることがすごく面白かったしね。だって、いろんなことが起こってたわけでさ」

「でも、その後、労働党は自分たちが『Meet the new boss, same as the old boss(ザ・フーの“Won’t Get Fooled Again”の一節。「新しいボスに会ってみろ。昔のボスと変わらない」)』ってことを証明しちまったんだ。そうなるまでは、しぶしぶ受け入れてたんだ。でも、労働党は批判に対して対応をしなかったし、共産主義者はその期待に応えなかったんだ」

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのサード・アルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』は11月22日にリリースされている。

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