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デンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相はインドネシアのジョコ・ウィドド大統領にメタリカのアナログ盤ボックス・セットを贈ったという。

ジョコウィの愛称で知られるインドネシア大統領は、過去にもナパーム・デスのTシャツを着てメロイック・サインをして写真にうつるなど、自身のメタルへの愛情を明らかにしている。

今回、ジョコウィ大統領はラース・ロッケ・ラスムセン首相から外交訪問の贈答品としてメタリカのボックス・セットを受け取っている。このボックス・セットにはメタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒのサインが入っているという。

https://twitter.com/DubesDenmark/status/935417483107823617

先日、大規模な「ワールドワイアード」ツアーの一環で先日UK公演を行ったメタリカは、通算3枚目となるスタジオ・アルバム『メタル・マスター』の再発盤を今月リリースしている。また、メタリカは昨年に通算10作目となるアルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』をリリースしている。

再発を記念して、メタリカは「Beats 1」でアルバムの共同制作者であるフレミング・ラスムッセンと共に、スタジオでのセッションの思い出を二部に分けて語っている。第一部は現地時間11月12日にラーズ・ウルリッヒの番組「イッツ・エレクトリック」で放送されて、第二部は現地時間11月13日の夜に放送されている。

会話を抜粋したプレヴューで、メタリカは8分にも及ぶ壮大なインストゥルメンタル曲”Orion”の誕生秘話を明かしている。今は亡きクリフ・バートンによる「非常にラフ」なデモ・バージョンについて、カーク・ハメットは次のように語っている。「数ヶ月後ぐらいにそれを聴いたのを覚えてるけど、そこにはすべてのハーモニーやメロディーが詰まってて、何より圧倒されたよ。なぜかって、この巨大な作品は少しばかりのコード進行だけで成り立っているんだからさ」

映像の別部分では、カーク・ハメットは自身の作ったリフを忘れないようにする秘訣は「感触を忘れないように弾き続ける」ことだと明かしている。

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