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スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンはニッケルバックのシンガーであるチャド・クルーガーに賛辞を送り、彼を「素晴らしいソングライター」だとし、ニッケルバックをポルノに喩えている。
ビリー・コーガンは「ジョー・ローガン・エクスペリエンス」というポッドキャストに出演して、チャド・クルーガーについて「彼は素晴らしいソングライターだよ」と語っている。
「俺は彼らの世界のことをよくしらないけどさ。でも、君のなりたい人物が彼であっても、何も問題ないと思うよ」
「ポップ・ミュージックというのは欲求を前提としているんであってね。僕は何度もポップ・ミュージックというのはポルノだと言ってきてるんだ。彼らは悦ばそうとしているんだよ。ポップ・ミュージックというのはその悦ばせる方法であってね。僕は悦ばせることに関心はないけどね。僕はまったくないけどさ」
ビリー・コーガンはニルヴァーナの”Smells Like Teen Spirit”を初めて聴いた時のことを振り返っている。
ビリー・コーガンは本名のウィリアム・パトリック・コーガン名義で10月13日にソロ・アルバム『オギララ』をリリースしている。アルバムはリック・ルービンとの共同プロデュースとなっており、ジェイムス・イハが1曲ギターで参加している。
「あれは何年か分からないけど、7月4日だった……彼はカリフォルニアから戻ってきたところで、『やあ、新しいニルヴァーナのアルバムを聴きたいかい？』って感じでさ。自分としても『ぜひ』って感じでね。そんなわけで、彼が持ってたラジカセでかけてくれたら”（Smells Like）Teen Spirit”が聴こえてきたんだ。それで、僕は思ったんだ。待ってくれ、これはボストンの”More Than a Feeling”じゃないか！ってね」
「この美しい符合が証明されるまではそれほど長くはかからなかったんだ。半年か1年後とかだと思うんだけど、僕らは東京にいてね、ニルヴァーナが演奏するっていうもんだから彼らの演奏を見に行ったんだ。それで、ライヴの中でこれから”Teen Spirit”を演奏しそうだって時に、『さあ、くるぞ』ってところでさ、アンコールか何かだったんだけど、カートが”More Than a Feeling”を弾き始めたんだ。もちろん、観客の頭上を通り抜けていったけどね、でも『よし！ 間違っちゃいなかった！』と思ったよ」
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