ザ・フーのロジャー・ダルトリーは、人生を振り返るいいタイミングとして来年8月に新たな回想録を刊行予定であることを発表している。
ロジャー・ダルトリーは、イギリスでブリンク・パブリッシングと、そしてアメリカではヘンリー・ホルト社と出版契約を結んだことを発表している。自伝のタイトルは現在のところ未定だという。
今回の発表とともに声明が出されていて、それによれば、本書はザ・フーのみならずソロも含めた数十年に及ぶロジャー・ダルトリーのあらゆる経験が含まれたものになるという。なかでも、彼が1944年に生まれて以降、イギリスがどのように変化してきたかに焦点が当てられていると「ステレオガム」は報じている。
先日、ロジャー・ダルトリーはグレンフェル・タワーの火災を受けてサイモン・コーウェルによるチャリティ・シングルに参加しており、同曲は発売初日に12万枚を売り上げている。ロジャー・ダルトリーは、ストームジーやロビー・ウィリアムス、バスティルのダン・スミス、ナイル・ロジャース、デュア・リパ、リタ・オラらと共に、サイモン&ガーファンクルの“Bridge Over Troubled Water”をカヴァーしている。
また、ロジャー・ダルトリーは今年8月でザ・フーのツアーが終わった後は、ザ・フーとしてもう一度ツアーをやるかは分からないと明かしている。
今回のツアーの後に公演を行う予定があるかと訊かたロジャー・ダルトリーは次のように語っている。「このツアーの後、もう一度やるかはまだ分かってないんだ。僕らの世代の人々は亡くなってるからね。だから、現実的にならないとね。生きてるうちはね」
「今のところ非常にうまくやれてるけど、分からないからね。今年を乗り越えたら、休みが必要になるだろうね。その後にもう一度考えるよ」
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