公開が予定されているフレディ・マーキュリーの伝記映画だが、「ミスター・ロボット」で知られるラミ・マレックが主演を務めるのに加えてクイーンの他のメンバーを誰が演じるのか、明らかになっている。
この映画は『ユージュアル・サスペクツ』や『X-メン』を手掛けたブライアン・シンガーが監督を務め、タイトルは『ボヘミアン・ラプソディ』になる予定となっている。
報道によれば、『X-メン:アポカリプス』に出演していたベン・ハーディがドラマーのロジャー・テイラーを、『ツーリスト』に出演していたグウィリム・リーがブライアン・メイを、『ジュラシック・パーク』でティム役を演じたジョゼフ・マゼロがベーシストのジョン・ディーコンを演じるという。
今年7月に映画『ボヘミアン・ラプソディ』の詳細は発表されており、ブライアン・シンガーが指揮を執り、ライヴ・エイドでの伝説のパフォーマンスといった象徴的なシーンを「忠実に再現する」とされている。
先日、ブライアン・メイは『デイリー・スター』誌のインタヴューに応じて、本作の公開日についてほのめかしていた。「フレディの映画は公開されるよ。君たちが思っているよりも早くね。来年だよ」
フレディ・マーキュリーの伝記映画についてはこれまで多くの噂が取り沙汰されてきたほか、制作までに様々な障害が生じていた。2013年には映画「ハリー・ポッター」シリーズで知られる俳優ダニエル・ラドクリフが主演を務めるとの噂が広まっていたが、彼は「自分はその役に全然ふさわしくない」としてこれを否定している。その後、コメディ映画「アリ・G」や「ボラット」等で知られるサシャ・バロン・コーエンが主演としてキャスティングされたものの、クイーン側と映画の方向性で意見が折り合わずに降板しており、最終的にはブライアン・メイも彼の降板に賛成したことが伝えられている。
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