GETTY

Photo: GETTY

アーケイド・ファイアが現地時間8月5日に行ったシカゴ公演の中で、ジョン・レノンレディオヘッドデヴィッド・ボウイのマッシュアップを披露している。

アーケイド・ファイアはロラパルーザにヘッドライナーとして出演しているが、その前日にシカゴのメトロでパフォーマンスを行っている。

アーケイド・ファイアは2回目のアンコールで、マッシュアップによる長尺のカゔぁーを披露している。彼らはジョン・レノンの“Mind Games”を披露しているが、途中でレディオヘッドの“Karma Police”の一節を演奏している。

さらに“Mind Games”の演奏に戻る前に、デヴィッド・ボウイの“Oh! You Pretty Things”のコーラス部分を披露している。そのライヴ映像はこちらから。

アーケイド・ファイアは先日、アメリカのテレビ番組「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演しており、新作から“Creature Comfort”と“Everything Now”を披露している。

また新作『エヴリシング・ナウ』のリリースにあたって、彼らはメタマーケティング的な宣伝手法を用いており、架空の「エヴリシング・ナウ・コーポレーション」という会社がアーケイド・ファイアのイメージやブランドをコントロールしている設定でプロモーションを展開している。これまでにも新作の発売記念のライヴで「ドレスコード」を設けたり、大炎上したジェンナー姉妹の「ヴィンテージ」風Tシャツに抗議するパロディー・Tシャツを発売したり、「ステレオガム」がリリースに先駆けて公開した新作レヴューを茶化す偽物のウェブサイト「ステレオヤム」を開設するなどしている。

同様のマーケティング手法の一環として、アーケイド・ファイアは番組出演に先駆けて「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」のアカウントに、彼らの「リクエスト」リストの画像を投稿している。「まず最初に、(アーケイド・ファイアを)出演させてくださり、とても感謝しています。このプロモーションは大きな意味を持つものです」と、「エヴリシング・ナウ」のロゴの横に文章が記載されており、「とは言っても、リクエストはかなり多いです」と続いている。

まず、午前10時からアーケイド・ファイアが建物を出る1時間後まで、「その階のすべての楽屋」が確保された状態になっていることを要求しており、「他のゲストがバンドと同じ廊下や場所にいることがないようにしてください」と続けている。

リストに記された他の要求として、スタジオの観客について「最低でも」前から3列目までは、「変化に抵抗し、若くてエネルギッシュなアーケイド・ファイアのファン」で埋まっていることが挙げられている。さらに「その観客は夜遊び用のドレスアップしている必要があり、カーゴのショーツやサンダルは身に付けないこと」を要求している。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ