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ウェスト・ロンドン出身の10代の男性がエルトン・ジョンが行ったハイド・パークでのコンサートでテロを計画したことを認めたのを受けて、服役していることが明らかになっている。

ハウンズロー区出身の19歳のハルーン・アリ・サイドは今年4月2に中央刑事裁判所でテロ行為を企てた嫌疑ついて容疑を認め、最低でも16年6ヶ月の懲役が課されるという。

先日、法廷審問でハルーン・アリ・サイドはオンラインで爆発物の購入について調べており、ターゲットにするロンドンの人通りの多い場所を調査していたことがわかったという。その候補地の一つが昨年の9月11日にハイド・パークで行われたエルトン・ジョンのライヴで、9・11米同時多発テロと同日となっていた。ハルーン・アリ・サイドはバッキンガム宮殿やヨーロッパで最も人通りの多いショッピング・ストリートであるオックスフォード・ストリートもターゲットとして調べている。

ハルーン・サイードはソーシャル・メディアやスマートフォンにおいて、保安局によって作られた偽の窓口に対し計画を明かしたことで失敗に終わっている。彼はその窓口に対して「マシンガンでダメージ」を与えた後、「殉教する」つもりだと説明していた。

法廷弁護士であるマーク・サマーズはこの計画について「未熟で、杜撰」と評し、ハルーン・アリ・サイドが過去の信仰を否定し、アリアナ・グランデのコンサートを襲ったマンチェスターのテロ事件も非難していると弁論していた。

一方、エルトン・ジョンは先日、集中治療室での治療を受けたために一連のライヴ日程をキャンセルしている。

エルトン・ジョンは南米でのツアー中に「有害かつ稀な細菌に感染」したとのことだったが、先月よりライヴに復帰している。

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