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クリス・コーネルは、ジョニー・キャッシュの未発表の詩をレコーディングしたアルバムに参加していることが明らかになっている。

アルバムは、昨年刊行されたジョニー・キャッシュの生前未発表の詩を集めた詩集を音源化したものだという。アルバムは、『フォーエヴァー・ワーズ:ジ・アンノウン・ポエムズ:ザ・ミュージック』と題されている。

アルバムには2003年にジョニー・キャッシュが亡くなってから発見された詩が収録され、なかにはジョニー・キャッシュが12歳だった1942年に書かれた詩も含まれているという。

アルバムは、カントリー・アーティストのブラッド・ペイズリーが詩集『フォーエヴァー・ワーズ』の一編を楽曲化したことから始まったという。「ピッチフォーク」によれば、本作にはクリス・コーネルとブラッド・ペイズリーのほかに、ジュエル、T・ボーン・バーネット、ケイシー・マスグレイヴスらも参加しているという。

本プロジェクトを始動したジョニー・キャッシュの息子であるジョン・カーター・キャッシュは、アルバムについて『ニューヨーク・タイムズ』紙に以下のように説明している。「私は人々に父親について、象徴的な黒服の男という認識よりも深く父親について知っていただきたいのです。この本がそれを助けてくれるはずです」

ジョニー・キャッシュは1996年に、サウンドガーデンの1991年発表作『バッドモーターフィンガー』に収録されている“Rusty Cage”をカヴァーしている。

サウンドガーデンやオーディオスレイヴのフロントマンだったクリス・コーネルは5月17日に自身のホテルの部屋で亡くなっていたところを発見されている。享年52歳だった。死因については自殺であることが明らかになっている一方で、クリス・コーネルの家族は彼に処方されていた薬が自殺の原因であるという可能性に言及している。

クリス・コーネルの12歳の娘であるトニ・コーネルは父の日に際してクリス・コーネルへの追悼文を公開しており、「パパは誰よりも最高の父親だったから、祝福される権利があるわ」と綴っている。

先日、クリス・コーネルの弟であるピーター・コーネルも追悼文を公開しており、クリス・コーネルについて「戦士であり、ウィザード」だったと綴っている。

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