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トレント・レズナーとアッティカス・ロスはベトナム戦争の新たなドキュメンタリー作品のサウンドトラックを手掛けるという。

今年9月に初公開されるというこのドキュメンタリーは10章18時間に及ぶもので、二人は2時間を超えるオリジナル音源を制作する。

新たな音源に加えて、ナイン・インチ・ネイルズの音源や映画『ソーシャル・ネットワーク』、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のサウンドトラックをリメイクした音源が、このドキュメンタリーでは使用される。ヨーヨー・マ、シルク・ロード・アンサンブルも音楽で参加する。

『南北戦争』、『セントラル・パーク・ファイヴ』といった作品で知られ、エミー賞受賞歴のある映像作家ケン・バーンズがこのプロジェクトの指揮を執っている。

先日、ナイン・インチ・ネイルズの正式メンバーとなったアッティカス・ロスとトレント・レズナーは、ここ数年でいくつかのサウンドトラックを手がけており、マーク・ウォールバーグ出演の『パトリオッツ・デイ』や気候変動を描いたドキュメンタリー『ビフォー・ザ・フラッド』の音楽を担当している。

ナイン・インチ・ネイルズは先日、2013年発表の『ヘジテーション・マークス』以来となる新たなEP『ノット・ジ・アクチャル・イベンツ』をリリースしている。同作にはデイヴ・グロール、ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロのほか、トレント・レズナーのサイド・プロジェクトのハウ・トゥ・デストロイ・エンジェルズからマリクィーン・マンディグも参加している。

また、フロントマンのトレント・レズナーは2017年に「二つの大きな新規」プロジェクトをリリースする予定であることを明かしており、いずれも「ナイン・インチ・ネイルズ名義」でのリリースとなるという。

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