昨年末にフィフス・ハーモニーを脱退したカミロ・カベラの新たなインタヴューが公開されている。
カミロ・カベラは昨年12月にフィフス・ハーモニーを脱退することを発表している。脱退したカミラ・カベロは既にソロとしての客演を行っており、ショーン・メンデスとの“I Know What You Did Last Summer”に参加しているほか、マシン・ガン・ケリーとの“Bad Things”にも参加していた。
テレビ・ドラマ「ガールズ」の監督・脚本・主演を担当するレナ・ダナムが運営するポッドキャスト「ウーマン・オブ・ジ・アワー」に脱退前に出演したカミロ・カベラは、現代を取り巻くSNSや政治参加、セクシャリティについて自身の考えを語っている。
キューバ移民である母親から聞かされた話が、人生において何が大切かを思い出させるものとして機能しており、また、ソーシャル・メディアから遠ざかってきたことも彼女が地に足をつけたままでの活動を可能にしたと述べている。
「私の全キャリアで最良の選択は、今年ソーシャル・メディアから距離をとったことにあると思うの」とカミラ・カベロは語っている。「そこまでやってないわ。そうすることで技術的な面でもアーティストとしても成長することに集中して、人間的に成長するための様々な術を模索してきたわ。地に足がついたままになるし、私の靴が気に入らないって思う人が1000人もいるっていうようなことにもならないしね」
有権者として初めて投票に参加した年でもあったはカミロ・カベラは、ラテン系として、大統領選を取り巻く人種差別に対して「同じラテン系や、ラテン系文化のためにも立ち上がる責任を感じた」という。「今もこれからも私は移民者のために立ち上がり、ヒスパニック系人種や私たちの人権のためにも闘い続けるわ。それこそが私の仕事だと思うの」
レナ・ダナムに「いつだってセックス・シンボルとして振る舞うように求められる」若い女性へのプレッシャーがどのようにカミロ・カベラ自身に影響を与えてきたかという質問には次のように答えている。
「特に女性グループであることもあって、人々の注目を集めるためだけに私たちをセクシャライズしようとする人々が後を絶えないの。不幸なことにセックスは売れるのよ」と彼女は語っている。「不快に思うようなことに対して断固として反対しなきゃいけないことも多々あったわ。セクシャリティを見せることに悪さはないわ。それが内なるものならあなたが何者かということを表現しているだけだし。それを他の人と共有することは素晴らしいことだと思うし、そういうのは好きだわ。リアーナだってそうよね。セクシーの星からやってきたみたいだし。彼女を崇拝しているわ。本当に本当に彼女を崇拝してるの」
インタヴューの音源はこちらから
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