GETTY

Photo: GETTY

モーターヘッドのメンバーであるフィル・キャンベルは、もうすぐで一周忌を迎えるレミー・キルミスターについて今もいつも考えていると語っている。

レミーは2015年12月28日に亡くなっている。亡くなる2日前に手術が不可能な前立腺ガンと診断されており、心不整脈と鬱血心不全を併発して、それらが死因として発表されている。

「チーム・ロック」に対してフィル・キャンベルは次のように語っている。「いつも彼のことが頭にあるんだ。眠れない夜もあってね。タバコを俺に求めてくるんだよ。そんな感じなんだ」

別のインタヴューでフィル・キャンベルは1984年にバンドのオーディションを受けた時のことを振り返っている。「オーディションの部屋に入ったけど、小さな部屋だったんだ」と彼は「ワン・オン・ワン・ミッチ・ラフォン」で語っている。「ローディーがレミーにベースを渡してね、ヴォリュームを上げて、最初のコードを弾いたんだ」

「『なんてこった、メチャクチャ音がデカいな』って思ったよ。そっからは俺も楽しんで、ヴォリューム上げ合戦をやったんだ」

彼は次のように続けている。「威圧感もあったけどね。でも、仕事を得られたんだ。応えられたんだと思うよ。あの日は俺のほうにちょっとツキがあったんだね。どうしても失敗したくなかったんだよ」

レミーの死を受けてモーターヘッドは解散している。フィル・キャンベルは自身の息子3人と一緒にザ・バスタード・サンズというバンドに参加している。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ