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カニエ・ウェストは11月21日より入院していたUCLAメディカル・センターを退院したと報じられている。

ゴシップ・サイト「TMZ」によれば、カニエ・ウェストは妻のキム・カーダシアンとカニエ個人の医療スタッフであるマイケル・ファザーム医師の看病を受けながら自宅に戻ったという。

しかし、カニエ・ウェストに近い情報筋は「依然として危機を脱したわけではなく、今後も精神的・医療的治療が必要としている」と語っている。

カニエ・ウェストは「過度の睡眠不足」に苦しんでいたためにUCLAメディカル・センターに現地時間11月21日に入院している。医師は「睡眠不足と脱水による一時的な精神疾患」と診断したという。

カニエ・ウェストは入院するまで激動の数週間を過ごしている。彼は現地時間11月19日のサクラメントでの公演でカニエ・ウェストは、先週に行ったサクラメントの公演でビヨンセとジェイ・Zについての暴言を口にし、30分で公演を終えている。暴言の中で、彼はジェイ・Zに対して自身に電話するようにしきりにまくし立て、ジェイ・Zが自身を殺害するための手段を用意していることを主張していた。また、カニエ・ウェストは先日のアメリカの大統領選挙で投票はしなかったものの、もししていればドナルド・トランプに投票していただろうと語り、ファンを動揺させている。

レディ・ガガ、プシャ・T、ジョン・レジェンド、チャンス・ザ・ラッパーらはカニエ・ウェストの回復を祈る投稿をソーシャル・メディアに行っていた。

カニエ・ウェストの最新アルバム『ザ・ライフ・オブ・パブロ』はNMEが選ぶ、アルバム・オブ・ザ・イヤー2016にランクインしている。

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