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新たなベスト・アルバム『4EVER』がアメリカで11月22日にリリースされ、プリンスの未発表曲“Moonbeam Levels”が公開されている。

このベスト・アルバムには、1978年のデビュー作『フォー・ユー』から『ラヴ・シンボル』の12枚のオリジナル・アルバム、オリジナル・サウンドトラック『バットマン』、『グラフィティ・ブリッジ』、1993年発売のベスト盤『ザ・ヒッツ』に収録されていたプリンスのキャリアのなかでも最も知られた楽曲が収録され、未発表曲“Moonbeam Levels”も含めた全40曲が収録される。“Moonbeam Levels”は、1982年、アルバム『1999』のセッション時にレコーディングされていた楽曲で、最終的に発表されることのなかった未発表アルバム『Rave Unto The Joy Fantastic』に収録する予定の楽曲だったという。著名なフォトグラファー、ハーブ・リッツによるこちらも未発表の写真を使用した12Pブックレットも封入される。

“Moonbeam Levels”はこれまでブートレッグ・アルバムには収録されてきたものの公式にリリースされたことはなく、1982年発表のアルバム『1999』のセッション時にレコーディングされてから34年を経てリリースされたことになる。

各種ストリーミング・サービスでは公開されていないものの、米「ABCニュース」では“Moonbeam Levels”ではプリンス・ファンがこの音源を聴く映像を公開している。

先週、ケイト・ブッシュは新たな貴重なインタヴューでプリンスとのレコーディング音源について語っている。

「彼は愛らしい人だったわね」と彼女は語っている。「彼はすごくお茶目で、とても優しかったのよ。なんて才能豊かな人で、なんてアーティストなのかしら。彼があんなに若くして逝かなければならなかったことは、ひどい損失だと思ってる。ものすごく悲しいわ。彼は本当に多作で、よく私を笑わせてくれた。だって、私が1枚のアルバムを作る間に、彼は2度のワールド・ツアーと、いくつかのアルバムに映画までやれたんだもの」

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