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ア・トライブ・コールド・クエストのメンバー、ファイフ・ドーグにちなんで付けられたニューヨークのストリートが現地時間11月19日に初公開されている。

本名をマリク・テイラーというファイフ・ドーグは1990年に初めて糖尿病と診断され、今年3月に合併症で亡くなっている。彼の死はヒップホップ界を超えて広い哀悼の声を集めることとなり、ケンドリック・ラマーやカニエ・ウェストも胸を打つ追悼のコメントを寄せている。

今年8月にニューヨークのストリートが彼にちなんで改名されることが発表されており、クイーンズ区セント・オールバンズにあるリンデン・ブールヴァードと192ストリートの交差点がマリック・”ファイフ・ドーグ”・テイラー・ウェイと名付けられている。

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#ripphifedawg Malik "Phife Dawg" Taylor Way is unveiled in Queens.

Jerry Barrowさん(@jlbarrow)が投稿した動画 –

This one is for #Queens #PhifeDawg x #Linden x #atcq #HipHop #idaneekmiller

I.Daneek Millerさん(@idaneekmiller)が投稿した動画 –

ピッチフォークによると、式にはメンバーのQティップとジェロビ・ホワイトや、ファイフ・ドーグの遺族らが出席したという。そこでのスピーチでジェロビ・ホワイトは次のように語っている。

「この交差点の、この店の前で、ヤバい時間を一緒に過ごした連中と会ってたんだ。それはすごいことだったんだ。いろんな場所で壁画だったりで亡くなった人に追悼することはあるけど、壁画は壁に描くもので、ストリートは毎日歩くことができるだろ? そこのブロックを下ったり、ライムを書いたり、バトルしたりね。俺やファイフと戦おうと近所の連中がやってきたりね。御存知の通り、ありとあらゆることが起こるんだよ」

リンデン・ブールヴァードはア・トライブ・コールド・クエストが度々言及していることからも、グループの歴史においてとりわけ重要な意味を持っている。名作として知られるセカンド・アルバム『ザ・ロウ・エンド・セオリー』からのファースト・シングル、“Check The Rhime”でもその通りの名前が挙げられている。「リンデン・ブールヴァードでの頃は/よく練習をやって、その存在感を磨いてたものだった」

リンドン・ブールヴァードで撮影された”Check The Rhime”のミュージック・ビデオはこちらから。

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