レナード・コーエンの代表曲”Hallelujah”が彼の逝去を受けて、アメリカのシングル・チャートにランクインを果たしている。
米『ビルボード』誌によると、”Hallelujah”はこの1週間で33000のダウンロードと380万回のストリーミングを記録し、279パーセントの伸びを見せ、全米シングル・チャートの59位にランクインしている。
驚くべきことに、レナード・コーエンのによる”Hallelujah”は、1984年にオリジナル盤がリリースされて以来、USチャートにはこれまでに一度しか登場したことがなく、その時の最高位は2012年12月に記録したホット・シングル・チャートでの7位だったという。”Hallelujah”が全米シングル・チャートにランクインしたのは初めてとなっている。
イギリスでは”Hallelujah”は、2008年12月の週間シングル・チャートの36位に一度だけランクインしており、この週の1位はXファクターの優勝者、アレキサンドリア・バークによる同曲のカヴァーとなっている。また、ジェフ・バックリィのカヴァーによる”Hallelujah”もこの週、2位にランクインしている。
11月13日にレナード・コーエンは享年82歳で亡くなったことが発表されている。
先週、レナード・コーエンは82歳で亡くなったと報じられた。彼のマネージャーのロバート・B・コリーは『ニューヨーク・タイムズ』紙に新たな声明を発表し、「レナード・コーエンは11月7日の深夜、倒れた後、寝ている間に亡くなりました」と述べている。
レナード・コーエンの突然の他界を受けて、音楽界では数え切れないミュージシャンが追悼の意を表明している。
レナード・コーエンの息子であるアダム・コーエンも父をモントリオールに埋葬したことを明かすメッセージを公開している。
「妹と僕は父親をモントリオールで埋葬しました。近親者と何人かの長年の友人と共に、簡素な松の木の棺桶に入れて、母親の隣の地面に埋めたのです。彼に言われたその通りにしました」
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