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カニエ・ウェストは残された全米ツアーの公演をキャンセルして、入院したことが明らかになっている。

カニエ・ウェストは先週末に行われたサクラメント公演でジェイ・Zとビヨンセを非難し、二人が殺し屋を雇って、自身を殺す可能性があると批判している。同じくラッパーのスヌープ・ドッグはカニエ・ウェストについて「常軌を逸したバカな奴」とし、「どうかしちゃったのか」と尋ねている。

この日の公演を30分で切り上げた後、11月20日に予定されていたロサンゼルス公演もカニエ・ウェストはキャンセルしており、この日、自身のインスタグラムに衣服の写真を99枚アップしている。

『ロサンゼルス・タイムズ』の記者、ゲリック・D・ケネディは、カニエ・ウェストの「セイント・パブロ」ツアーの残りの日程がキャンセルとなったことを報じており、カニエ・ウェスト側の担当者も「ピッチフォーク」にこの事実を認めている。

そして、現地時間11月21日、カニエ・ウェストは入院し、UCLAメディカル・センターで観察保護を受けているという。

「NBCニュース」によれば、ロサンゼルス警察は現地時間13時20分に救急の電話を受けたとのことで、情報筋は米『ビルボード』誌に、カニエ・ウェストが極度の疲労と睡眠不足の状態にあり、病院に向かい、医師の助言を求めていると語っている。

この知らせを受けて、妻のキム・カーダシアンはニューヨークで開催されるエンジェル・ボールへの出席を見送っており、これは彼女にとってパリのホテルで強盗の襲撃を受けた後、初めての公の場となる予定だった。

先日、カニエ・ウェストはアメリカの大統領選挙で投票はしなかったものの、もししていればドナルド・トランプに投票していただろうと語り、ファンを動揺させ、驚かしている。

自身が2020年の選挙において次の大統領の有力候補であるカニエ・ウェストは、セイント・パブロ・ツアーのサン・ホセでの公演中に観客に自身のドナルド・トランプへの評価を明かしている。

「言っときたいんだけど、俺は投票しなかったんだ。分かるか?」とカニエ・ウェストは語っている。「けど、もし投票してたとしたらトランプに投票してたよ」

※公開後、一部誤字を修正しました。

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