幻となったメタリカのビデオゲーム『ダメージ・インク:メタリカ』の詳細が新たにYouTubeで公開されている。
メタリカ公認のゲーム『ダメージ・インク:メタリカ』は2003年に開発をスタートし、2005年までにPS2、Xbox、PCで発売される予定だった。しかし、同ゲームの当時の制作会社だったクライマックス・ブライトンがこのプロジェクトを完成させることができなくなり、結局すべてお蔵入りとなっている。
エンターテイメント・ニュースサイト「デジタル・スパイ」によると、ユーチューバーの「PtoPOnline」は開発途中の「ダメージ・インク:メタリカ」を発見し、最近投稿したビデオの中でプレー映像を公開し、ゲームの概要を説明している。
映像ではゲームプレーの観点からクライマックス・ブライトンがどのようなゲームを作ろうとしていたか(世界滅亡後のドライヴィング・ゲーム)をデモンストレーションしているほか、ゲームのインスピレーションとして制作会社が『グランド・セフト・オートIII』や映画『マッド・マックス』シリーズを参考にしていることを明らかにしている。
今回新しく発見されたビデオから察すると、メタリカがこのプロジェクトに唯一関連していることは、彼らの名前を暫定的なタイトルに使用していることだけのようで、メタリカが実際にゲームに対してもっと深く関与していたかどうかは明らかになっていない。
ライセンスの問題やフランスのゲーム制作会社のヴィヴェンディが同プロジェクトをお蔵入りにしようとしていたことなど、様々な問題が重なり合い、このゲームは未完成のまま葬り去られている。
「PtoPOnline」による映像はこちらから。
メタリカは11月18日に8年ぶりとなる通算10作目のニュー・アルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』をリリースする予定となっている。
iTunesではアルバムの予約が受け付けられており、予約すると“Hardwired”と“Moth Into The Flame”の2曲を先行でダウンロードできる。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
Disc One
‘Hardwired’
‘Atlas, Rise!’
‘Now That We’re Dead’
‘Moth Into Flame’
‘Dream No More’
‘Halo On Fire’
Disc Two
‘Confusion’
‘ManUNkind’
‘Here Comes Revenge’
‘Am I Savage?’
‘Murder One’
‘Spit Out The Bone’
Disc Three
‘Lords Of Summer’
‘Ronnie Rising Medley’
‘When A Blind Man Cries’
‘Remember Tomorrow’
‘Helpless’ (Live at Rasputin Music)
‘Hit The Lights’ (Live at Rasputin Music)
‘The Four Horsemen’ (Live at Rasputin Music)
‘Ride The Lightning’ (Live at Rasputin Music)
‘Fade To Black’ (Live at Rasputin Music)
‘Jump In The Fire’ (Live at Rasputin Music)
‘For Whom The Bell Tolls’ (Live at Rasputin Music)
‘Creeping Death’ (Live at Rasputin Music)
‘Metal Militia’ (Live at Rasputin Music)
‘Hardwired’ (Live in Minneapolis)
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