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ケニー・ロジャースは、2017年に音楽界から引退することを発表している。

ケニー・ロジャースは1958年にそのキャリアをスタートさせ、これまでに27枚のソロアルバムをリリースしている。最新アルバムは2013年にリリースされた『ユー・キャント・メイク・オールド・フレンズ』となっている。

米『ビルボード』誌にケニー・ロジャースが語ったところによると、これ以上のアルバムのレコーディングや現在のツアー以降にパフォーマンスをする予定はないという。

「自分でやると決めたことは、すべてやったよ」とケニー・ロジャースは説明している。「自分で掲げた目標は全部達成したし、『俺の番は終わった。他に譲ろう』と言わなきゃいけない時があるのさ。それが今の自分の状況なんだ。音楽が嫌いなわけじゃないけど、この状態を続けながら自分のしたいことをするのは無理なんだ。家族と過ごしたいね」

ケニー・ロジャースはまた、引退を決めた家庭事情として、5番目の妻であるワンダ・ミラーとの間に生まれた、現在12歳の双子の存在を挙げている。

「上に2人の息子がいるんだが、彼らとはあまり一緒に過ごすことができなかった。子供時代のとても特別な時期だから、後悔しているよ」とロジャースは語っている。「双子の息子たちは今年、アメリカン・フットボールをやっているんだが、試合を見に行ったら、私たちが見に来ていることに、とても興奮していてね。親として出来るだけ関わるっていうのは、こういうことなんだ」

フェアウェル・ツアーとなるケニー・ロジャースの現在のツアーは、ケンタッキー州のダンビルで2017年4月18日に締めくくられる。11月にはロンドンのパラディアムやイヴェンティム・アポロでの公演を含む、イギリスとアイルランドでの最後の公演を行う。

ケニー・ロジャースは2013年のグラストンベリー・フェスティバルで「レジェンド枠」として出演している。

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