MARTIN KIERSZENBAUM

Photo: MARTIN KIERSZENBAUM

11月11日に通算12作目となるソロ・スタジオ・アルバム『フィフティセヴンス&ナインス』をリリースするスティングが、同作からの新曲“I Can’t Stop Thinking About You”を全編公開している。

わずか4ヶ月でレコーディングを終えた新作のタイトルは、彼がニューヨークにあるレコーディング・スタジオに通うために使った道路から名付けられている。

“I Can’t Stop Thinking About You”の音源はこちらから。

新作にはプリンスが亡くなった週について書かれた“50,000”という楽曲が収録されているという。

スティングは米『ローリング・ストーン』誌にこの曲について次のように語っている。「死の必然性が頭をもたげてくるようになったんだ。特にこの歳になるとね。僕は64歳だからね。この曲は、僕らの文化における象徴的な存在が一人でも亡くなると、僕ら全員がどれだけショックを受けるかについて語っているんだ。プリンス、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、レミー、彼らはある意味、僕らにとっては神だからね。だから、ああいった人々が亡くなると、僕らは自身の永続性に疑問を投げかけなければならなくなる。僕でさえね、ロックスターとして疑問を投げかけるんだ。思い上がってもそれは最終的に何も意味しないということを悟るのは物悲しいものだよね」

新作のタイトルはアルバムのレコーディングを行っていたニューヨークの交差点にちなんでいるという。アルバムはスティングの新しいマネージャーであるマーティン・キールスツェンバウムがプロデュースしている。

iTunesではアルバムの予約が受け付けられており、アルバムを予約すると“I Can’t Stop Thinking About You”の音源を先行でダウンロードできる。

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