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スリップノットのギタリストであるジム・ルートはプロデューサーのマット・ウォレスと新作に取り組んでいることを明かしている。
マット・ウォレスはフェイス・ノー・モアの『エンジェル・ダスト』、ザ・リプレイスメンツの『ドント・テル・ア・ソウル』、マルーン5の『ソングス・アバウト・ジェーン』といった作品を手掛けている。
ジム・ルートはバイク専門のポッドキャスト『ライド・ビヨンド』に出演して、現在取り組んでいるニュー・アルバムについて語っている。
「今はマット・ウォレスと曲作りをしているんだけど、そのプロデューサーと話をしている時も、ふと作業したばかりの音源を聴き返すことがあるんだ。そして『これはワイルドだな。こんなサウンドはこれまでやったことがない。なのに親しみやすさがあって、生涯を通して聴いてきたような感覚がある』と思ってね。本当にオーガニックなんだよ。まさにスリップノットの音楽になっているんだ」
ジム・ルートはドラマーのエロイ・カサグランデに賛辞を寄せて、次のように述べている。「スリップノットである以上、バンドとしてのサウンドはあるわけだけど、同時にエロイ・カサグランデが加入したこともあって、彼とジャムすることができるのは光栄だよね。これまでのアプローチとしては、コンピュータに向かってドラム・ループを流し、リフを弾いて、レイヤーを重ねていくんだ。それをバンドに渡すと、コリィ・テイラーが歌詞を乗せていくという感じで、それぞれに役割があるんだよ」
「でも、今回のアプローチは初期のガレージ・バンドのような雰囲気で取り組んでいた頃と似ているんだ。教会に行くと、エロイ・カサグランデがドラムセットを組んでいて、俺もギター機材をセッティングして、ただ2時間ほどジャムをする。その2時間の演奏を振り返る際、クラウンも部屋にいてヘッドフォンを着けているんだけど、彼が一緒にジャムり始めることもあれば、ただ俺たちの演奏を聴いていることもある。そして彼が腕を上げたり、ライトを点けたりするのが、プロデューサーへの合図になるんだ」
「『ここだ、このパートだ』ってね。彼の頭の中では『これはサビだ』『これはイントロだ』『これはヴァースだ』『これはブリッジだ』といった具合にパートを捉えている。そして俺たちのほうを見て、『今のを続けろ』と言ったり、『いいね。じゃあ次へ行こう。そこから別の展開へ』と言ったりするんだよ」
ジム・ルートは次のように続けている。「そういう素材が本当にたくさんあるんだよ。おそらく少なくとも50個のアレンジはあるんじゃないかな。すべてが完成した曲というわけじゃないし、どれもまだ作業がひつようだけどね。『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』の制作プロセスに立ち返り、あえて“飛び石”のように進めようとしているんだ。ある曲に取り掛かって一定のレベルまで仕上げたら一旦寝かせて、別の曲をやり、また戻ってきて『よし、これをさらに上のレベルへ持っていこう』と考える。そうやって行き来しながらすべてを熟成させていき、いつか『これ以上いじらないほうがいい』と思えるところまで持っていきたい。まるで映画を作るような感じだね」
昨年11月、スリップノットはハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズに音楽カタログの株式を売却したことが明らかになっている。
以前よりスリップノットについては2022年発表の『ジ・エンド・ソー・ファー』を最後にロードランナー・レコーズとの契約が終わったことから、音楽カタログを売却するのではないかと報じられていた。
ハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズは『ハリウッド・レポーター』に対してスリップノットとの売却契約が締結されたことを発表している。バンド側も同社も最終的な金額は明らかにしていないものの、契約には出版権とロイヤリティが含まれていることを明かしている。
スリップノットのショーン・“クラウン”・クラハンは声明で次のように述べている。「音楽ビジネスに携わって25年、スリップノットが始めたことを引き継いでくれるパートナーと契約することになりました。彼らはさらに大きな飛躍を望んでいます。準備はいいでしょうか? スリップノット万歳」
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